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アートセラピーの学びとこれから


約1年間のアートセラピーの学びに一区切り。
アートセラピーは非言語的なイメージを様々な素材や手法を表現することで心理的変容や心のケアを目指す心理療法のひとつです。
私は自分のバックグラウンドがヘルスケア・医療業界ということと根本的に人がいきいき過ごしてほしいということ、純粋に自分がアーティストとして活動している中で癒しの効果を実感できた経験から学びを深めたいと思った領域です。

特にこの半年は対象別のアート(子供や大人、高齢者など)を学び、様々なワークを体験することで素材の力とセラピストによる問いかけの力、そして場の力を感じることができました。
ワークには色んな意図があり、人の発達段階やその人の性格や環境に応じてプログラムを組んでいくこの場づくりは経験が必要だなとも思いました。
そんな中で子どもたち向けの教室にも数回携わることが出来たことが大きな経験でした。このサポーター経験はこれからも継続してやっていきたいと思いました。
その子が自分のやりたいことをやりたいようにやれる場所。
集中していつも何かを創っている子供たちの姿をみたり、お話を聞いたりするのはとても楽しいです。
私はやはり、アートを通じて子どもたちと関わっていきたいという思いを再認識しました。
大人であってもアートを通じて子供心を思い出したり、夢中になって心が解放されることがあります。どこかで上手い下手を気にしてしまってからアートに触れずに自分のセンスを信じられなくなってしまった人たちが多いのではないかと思いました。上手い下手はないし、自分が感じたことは真実であるのにも関わらず、アートに苦手意識を持ってしまう人が多いと感じています。それは、幼い頃に成績をつけられたり評価をされた経験からきているのかとも思いました。
だからこそ子供の時に色んな素材や五感をつかった経験が重要で、自分の好きを大事にできる時間はとても貴重。
わたしはその子がその子でいられる空間、色んな表現を受け入れられる場所をつくりたいなと純粋に思うようになりました。

これからがスタート!

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