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アートセラピーDay1

今日から通学でアートセラピストの資格のため1年間月に2日間学び始めました。とても暖かく、スタートを切るのには最高の日でした。
ようやく、ビジネススクールも終わり、時間的余裕が出てきたところです。

ユング心理学について


アートセラピーは心理学的なアプローチがあるため、心理学を学ぶ必要があります。私がこれまで気づいていなかったのは、セラピストとしてまずは自分の問題に向き合わなくてはいけないということでした。

ユング心理学ではクライアントとセラピストの相互作用でセッションが進むため、クライアントの問題は自分の問題でもあるということでした。
だからこそ、自分の問題を処理せずにクライアントのセラピーをするのは好ましくありません。

学ぶ中で、自分の無意識下に思い出したくないことや苦手なものに蓋をしてしまっているという自分がいることを知りました。
この半年間は嫌な自分も含めて自己を受け入れるということも学びます。
自分自身は比較的自分の嫌なところを受け入れることはこれまで自己分析を多くしてきたため、出来ているかと思いますがそれでも克服できていないことはあります。

アートセラピーを学ぶ目的とビジョン

私がこのアートセラピーを学ぼうと思った目的は「アートのように互いに良さを尊重し合い、いきいき暮らすことが出来る社会を作ることに貢献したい」と思ったからです。

特に、新しいものをどんどん生み出していく社会では、一人一人の良さを融合させていくことでより面白く幸せな世の中になるのではないかと思います。
意見が異なってもある程度距離感とって大人な対応をすることもあったり、自分が苦手な人とは距離を置いたりすることがあると思います。ビジネスの場ではそのような手法論も色々学んできました。
ただ、それでは本当の意味では決して楽な気持ちにはなれません。
きっと疲れてしまうのではないかと思います。
誰もがありのままで、自分や他者を受け入れることができるきっかけづくりのプロセスの中にアートセラピーが生かせたらいいなという思いがあります。

ビジョンは、自分が創り出したい状態ということですが、
自分自身はどんなことがあっても必然と捉えて前向きに行動ができ、よい問いを皆さんに投げかけられる存在でありたいと思っています。
そして、きっかけづくりをした際にはみんなが笑顔で自分の気持ちを素直に表現できる環境にしたいです。それはポジティブな感情だけでなくネガティブな感情も受け入れられるような場。いわゆる心理的安全性が高い状態というところです。

実際にビジョンアートを描いてみましたが、その絵は自分が関わることで怒りや哀しみなどの感情が浄化されていってお互いが手をつないでいるようなものになりました。



今日の学びは、セラピストの心構えとして「自分自身に向き合うこと」でした。

※カバー写真は最近絵描きのあずみさんに描いてもらった絵詠みのアートです。


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