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菅付雅信の編集スパルタ塾8期生なう

今回は絶賛受講中の編集塾、「菅付雅信の編集スパルタ塾(以下、スパルタ塾)」に参加してみての感想を書いてみる。

一言で言えば、最高に楽しい。

なのだが、それだと味気ないので順を追って書いていく。

1.何故、参加したのか

そもそも、スパルタ塾を知ったのは昨年、会社の後輩が参加したことがきっかけだった。

以下が、彼女のnoteである。スパルタ塾がどんなものかというのは、わかりやすく書かれているのでまずは下記を読んで頂きたい。

彼女はコンスタントにプレゼンに選ばれ、後半は怒涛のゲスト賞ラッシュで、最終的には年間MVPなるものまで獲得した。

参加しててわかるのだが、ただものでない連中の中で怒涛のゲスト賞ラッシュはすごい。

そんな後輩が7期でMVPをとったあとに、先輩の僕が8期でMVPとれないと、情けないし、周りから何を言われるかわからない。

だから参加取りやめよう。

とはならなかった。

たとえ、箸にも棒にもかからず、恥かいたとしても、絶対に自分の人生にプラスになるだろうし、面白そうと思ったので迷うことなくそのまま、応募した。

この決断は今でも本当に良かったと思っている。


2.初回からメタメタに叩かれる

こうして、参加することになったスパルタ塾の初回、課題テーマは「40周年を迎えるBRUTUSの特別企画【BRUTUSの正解】を企画せよ。」ゲスト講師はBRUTUS編集長の西田善太さん。

まず課題取り組むにあたり考えたのは

「40周年ならではのもの、、20周年でも30周年でもできないことってなにかな」

と、40周年という言葉に囚われつつ、「BRUTUSと同じ40歳の人を集めてカルチャー語ってもらう」これが、ある種、正解というべきか、解答になるのではないかというところで考えてみた。

ひたすら40歳の芸能人を片っぱしから調べて、妻夫木聡、広末涼子、竹内結子、菊池凛子ら映画俳優陣をはじめ、星野源、ヒャダインなどの音楽陣、松坂大輔、朝青龍、田臥勇太などのスポーツ分野、又吉、浅野いにお、の文学漫画陣、キングコングなどなど、、スーパーミーハー感丸出しでタレント集団をあつめて同窓会と称して、学生服を着て学校でそれぞれ語ってもらうという企画を立ててみた。

受講当日10分前に課題発表者リストが記載されたメールが届いた

2.桜沢敬樹

あった!!!!

自分の名前があり、緊張MAX!

新型コロナウイルスの影響もあり全員zoomにて参加。
プレゼンもzoomで行った。

1人目の方がプレゼンをし、わりと高評価で和やかに進んでいった。

そして私の番。

発表終わるやいなや、

西田さんからバッサリ!

「そもそも、これ、BRUTUSでもなんでもないよね?昭和〇〇年男みたいな本だよね。あと、タレントに頼りすぎ、BRUTUSはタレントとは真逆だから。」

ちーん、、、

酷評されたのが1番最初の回で良かった。

「ちゃんとその媒体ならではの企画を作ればゲスト賞とれる!!」

と、謎に前向きかつ浅はかな自信は回を追うごとに小さくなっていった。

3.迷走から沼へ

人と違うことを狙う→コンセプトからちょっとズレ始める。

コンセプトを外さないようにする→割と誰でも考えつく企画。

完全に迷路に落ち込んだ。
プレゼンに選ばれるものの、なかなか頭ひとつぬけるような企画がでない。

おまけに、他の受講生の「ぐあ!その視点あったか!」等、回を重ねるごとに他の受講生の発表のレベルが上がってきていることをヒシヒシと感じる。。

受講後の反省会と称した飲み会。

「桜沢さんのプレゼンシートめっちゃ読みやすいですよね!」

う、嬉しくない、、、、。

そこじゃない、、、
企画で何か引っ掛からないと、、。

もちろん、自分で言うのもなんだが、読みやすい。ようにデザインしている。

デザイナーだもの。

読みづらくたって、ページ数少なくたって、鋭角に尖った企画の方がゲスト賞は取れる。

読みやすさは二の次だ。

こうして34歳、企画の沼と自分の頭の硬さにハマる。

4.頼もしいライバル達の存在

そんな沼に入った34歳だが、幸運なことに毎回、反省会と称して受講生と飲みながら語る機会を設けさせてもらっている。

今年はコロナ対策として、オンラインと会場のどちらで講義を受けるか選択ができる。

なので、例年に比べると会場に来る人は少ない。それでも1人でも2人でも声をかけて反省会をする。夏あたりはコロナも落ち着き、ようやく会と呼べるくらい?7.8人集まったりした。

そこで、毎回感じるのは、全員の意識の高さと知見の広さ

情けないくらい物を知らないので毎回勉強になるし、僕なりの意見を述べたりして議論する。(もちろん、ずっと真剣じゃなく終始笑いはあります)。

ああ、これだ。俺が求めてたのは。

意識高く、しっかり考えてる若い世代との真剣な思考の交換。

一方で生まれる、だからこそ負けられない。という強い気持ち。彼ら彼女らがデザインじゃなく企画として「すごい」「おもしろい」と思わせる何かを絶対に提案してゲスト賞を獲る!

こんなモチベーションが持続できるのはこのライバル達の存在に他ならない。

5.おわりに

残りあと7回の課題でどこまでできるか。
年間MVPはゲスト賞とは関係なく菅付さんの評価で決まる。

極端な話、ゲスト賞とれなくても年間MVPは穫れるのだ。

でもそれじゃ、認められない。
幸いまだ、多い人でゲスト賞2回受賞なので団子状態。
7回あれば逆転はできるはず。

おもしろいことに過去9回、すべて女性がゲスト賞を受賞している。
(男だから、女だからなんて分けるつもりはない)

ただ、ゲスト賞受賞グループのうしろでメンズグループは虎視眈々と追い越すチャンスをうかがっている。

自分の壁を超えろ!!

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