見出し画像

働き方は「名称」だけで変わる?

最近自分の中でなるほどなーと思った話。

それはとあるデベロッパーで数々の都市開発を担当してきた50代の方のインタビュー。

「楽しく働きたいよね。そもそも、もう『オフィスで働く』って言葉が古いんじゃないかって思ってるんだよね」

最初、何言ってるんだ?ってポカーンとした。
徐々に理解できたのは、「オフィス」って単語はいわゆる「○時から○時までデスクワークする場所」のような地味な働き方が連想されてしまうということだ。

ちょっとズレるけど例えば、「レモン」「梅干し」とかって聞くと脳内で連想されて唾液がじゅわっとでるように、聞いた言葉によって人は無意識に連想〜身体的反応にでてしまう。
だから打ち合わせ後に、「オフィス戻ります」って口にするだけで、なんだかすごい味気ない未来を想像して、結果的にその未来のとおり作業して1日が終わってしまう。と思う。少なくとも僕は。

「会社」「オフィス」「会議」「仕事」「作業」なんかここらへんの言葉って堅いというか、自分がデザイナーという職業柄なのか、働き方が多様化した今の時代だからなのか、いまいち実態とそぐわない気がしている。

多分、これも例えばになるけど「オフィス」を「クリエイティブスペース」と置き換えるだけで、なんか普段の作業よりも、はるかに自由な発想が生まれそうだし、会話も増えそう。更には時間に縛られず人の自由な出入りもできそうな感じがする。結果的に一人、二人が変わって、その場所で働く全員の意識が変わるのではないかと思ったり。

以前、友人が働いてる会社が「『おつかれさまです』の『お疲れ』ってネガティブワードだから『ワクワクさまです』に変えて挨拶をしている」と聞いて驚いたことを思いだした。
その時は、なんだそれ!変な会社!って笑ったけど、やってることはある意味近いことなのかなと。

そういう風なことを考えていると、東京のビジネスパーソンと呼ばれるような人たちがカタカナを多用するというのが共感できる。
地方の方からしたら「東京の奴らはすぐかっこつける!日本人なら日本語で言え!」とか思うのかもしれないけど、実際便利だからこうなっても仕方がないのかなーと思ったり。

あとは、なにかの配信番組で誰かが言ってたのが残ってて、日本語で「社員」といえばそれまでになってしまうのだが、その人は「社員の形態も時代とともに変わってる。昭和の時代は『メーカー』が中心。平成の後期あたりになると『ワーカー』というのがでてきて、これからは『プレイヤー』が求められてくる」それを聞いて僕はハッとしたのだけども。

コロナもあって働き方が変わってきて、その点だけ!について言えばきっかけになったから良かったなと。大企業で年功序列だけで上にあがっていってた中間管理職的な人たちはバッサリ不要印を押されると思う。し、某銀行も公式に副業OKにしたり、そうなってくると尚更、個人で興味の深堀りだったり新しい仲間と楽しいことをやってみるって人は増えてくると思う。

ということで、つらつらとまた真面目に語ってしまったのだけども、(これは完全に性格ですね。)要は名称一つ変わるだけで意識も行動も、さらには環境全体までも変わる可能性はあるだろうってこと。もちろん名称を変えても意識が変わらない人もいるでしょう。まあそれは働いてきた環境だったり職業が違ったり価値観そのものが違ったりだから、全員が変わるとは言わないけども。
これまでもそうだけど、チャンスは待っててもこない。どんどん取りに行こう。そのためにたとえリスクを負ったとしても。

というか動かないことが一番リスクなんじゃない?って思う今日この頃。

来週は、【釣り未経験者の人の釣り(バスフィッシング)に対しての勘違いに声を大にして言いたい!こと(仮)】を書いてみようと、下書きしてます。

また来週!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?