P2 発症時期とそのきっかけ

何年の何月何日に発症しました。とはなかなか言えません。
なぜなら色々な要素が絡み合って〜の、気が付いたらなっていたと言う表現が一番近いからです。

思い当たるいくつかの要素を、自分なりのパーセンテージの高い順に並べていきます。

①失恋
 当時お付き合いしていた女性にふられました。
ふられた瞬間は「あっそ。わかったよ。」と訳知り顔で振る舞いましたが、失ってから彼女の大切さに気付き酷く酷く落ち込んだのを覚えています。

②上司交代
 当時勤めていた会社の部署異動と共に上司が変わりました。
その上司が、グループ企業ひっくるめた会社の中で僕が一番苦手としていた方でした。

異動以前から失恋により酷く落ち込んでいた若者は、泣きっ面に蜂とはこのことかと更にドン底へと落ちていきました。

仕事環境の変化と、人間関係の変化についていけなかった当時の僕が、人として未熟だったと思います。

結局、彼女にふられてから一年ほど、異動してから半年ほどで出社拒否状態になってしまい、クビを宣告され、親元へ帰り親の脛をかじる(いや、脛をしゃぶる)生活へとあいなりました。

今思えば、かじれる脛があった事がありがたいし、温かく?受け入れてくれた両親には本当に感謝しています。


実家に戻った僕は「まぁしばらくはゆっくりしよう」と、根拠のない安心感にゆられ、パチンコとスロットとテレビゲームの世界にどっぷりとハマっていきました。


この辺りにも当時自分の人としての未熟さを感じます。


仕事を辞めなければならないほどの体調の悪化を甘く見てました。
また、それが「精神的な」「メンタル」の部分から来るものだと思い知らされるのも、まだまだ先の事となります。

つづく

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