宮島で出会ったものたち
広島生まれの私にとって宮島は、小さい頃からよく行った身近な場所です。
小、中学校の遠足、潮干狩り、写生大会、高校のマラソン大会、大学では友人と夏の花火大会などで宮島は普通に行く場所の1つでした。
結婚し山陰で暮らしてからは、子供を連れて行く旅行先になりました。
あらためて旅行先として見るとさすが日本三景です。美しい場所、歴史ある場所、自慢できる場所ですね。
こんなに美しい神の島に、何も考えずにたびたび行っていたのですから幸せ者でした。
◆宮島へ
フェリー乗り場が立派になっていて驚きました。
宮島行きのフェリーに乗ります。
朝早くホテルを出たので7時45分のフェリーに乗れました。
フェリーも動いていないの?と思うほど静かで乗り心地が良くなっていました。
平日のこの時間はまだ観光客は少なくて、宮島にお勤めに行く人が多い感じでした。
旅行者は朝早く行くのが絶対にオススメです。
清盛さんはこの大鳥居を通って参拝されたのですね。
瀬戸内海の海賊だった父方のご先祖様は大鳥居の建設に参加していたそうです。
本当かな?
◆宮島の鹿さん
宮島の鹿を自然に帰すために餌やりの禁止とゴミの管理など、宮島地域シカ保護管理計画に基づき10年以上前から地域の方は努力してこられました。
昔は観光客がシカせんべいなどの餌をやり、人のそばに鹿さんはウロウロたむろしていました。
子ども達が怖がるくらいになっていた時期もあります。
最近は餌がもらえず鹿さんが痩せているとか、ゴミを漁っていてかわいそうだという意見もあるようです。
人間に餌をもらうより宮島の自然の中で、厳しいけれど野生動物として生きているほうが私は幸せなのではないかなと思いました。
いろいろな意見はあると思います。
2022年4月1日からは改正自然公園法で、野生動物として適切に管理することで人と鹿さんが距離を置き共生する方向になりました。宮島で餌やりは法律で禁止になりました。
◆厳島神社
干潮の時は歩いて大鳥居の側までいけます。
このところ干潮の時に来る事が多かったので、久しぶりに海に浮かんだ大鳥居の姿を見ました。
美しいです。
静かな厳島神社。
ちょっと時間が遅くなるとその後は凄い行列になります。
外国の人と修学旅行生さんがたくさんおられました。
主祭神は市杵島姫命
田心姫命
湍津姫神命の三女神です。
1996年に12月にユネスコ世界文化遺産に登録されました。いつ見ても雅で美しい厳島神社です。
まだあまり人がいない中、二人で静かに参拝できました。
厳島神社は自分用に写真は撮りましたが、記事にのせるのは良くないように感じて今回は写真は載せるのは遠慮しました。
ぜひ広島を旅して自分の目で神聖な厳島神社を見てくださいね。
そのかわり宮島で出会った鹿さんやカモさん、その他の写真で楽しんで下さい。
◆カモさん
御手洗川にたくさんのカモさんがいました。
◆もみじ谷公園へ
◆弥山
宮島信仰の聖地「弥山」まではロープウェイに乗ります。
人が多くなる前に弥山をめざします。
1時間待ちの札もあったので多い時は大変そうですよ。
こちらも早めに行きましょうね。
運行は9時からでした。
今回は時間がないので、弥山の山頂には行きませんでした。
これまでに2度登ったことがあります。
シニアの方はスニーカーなど歩きやすい靴がオススメです。
ロープウェイの駅から歩いて往復で約1時間くらいかかります。見どころがたくさんあるので時間に余裕を持って行きましょう。詳しくはこちらを参考にしてください。
下りは最終が16時30分です。
のんびりシニアは置いていかれないように気をつけましょう。
◆再び鹿さん
ロープウェイを降りて桟橋方面へ向かいます。
以前は厳島神社近くの人の周りにいたのに、今は山の中で鹿さんに会えます。
ちゃんと野生動物として生きています。
地域の人達の努力の結果が出ていますね。
宮島の鹿さんは厳島神社の周りでは少し減ったように感じましたが、神の島「宮島」の山の中で静かに暮らしているの
◆宮島らしい自販機
◆まとめ
宮島で出会ったいろいろなものでした。
宮島は観光客が多いので、できれば島の旅館やホテルに泊まってゆっくりと旅をするのがおすすめです。
予算の関係や宿が取れない時は広島市内に泊まって、電車や汽車で行くのが良いのですが朝早く行かないとシーズン中は大変込み合うそうです。
私達はお昼には宮島を出ましたが、どこもかも人、人、人になっていました。
この人達は一体何時に厳島神社に参拝できるのかなと心配するくらい多かったですよ。
特にシニアは余裕のある計画を立てて行きましょうね。
土日はもっと混雑しそうです。
広島は修学旅行も多いため、旅をする時期や時間帯を考えて計画してください。
それでは皆さま、秋の安芸の宮島をお楽しみください。
元広島人sakuより
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