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どんな塩を使うと美味しくなるの?

簡単に言えば、塩は三種類に分類されます。

一つ目が、塩の主成分である塩化ナトリウム以外の不純物が
含まれているものです。
最大の特徴は、その不純物の中に
ニガリと呼ばれる塩化マグネシウムが入ってることです。

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この種類の塩の用途としては、
魚の塩焼き、野菜を塩で食べるなど
が適しています。
塩にニガリが含まれていることにより、
味に丸みといいますか、深みをつけてくれるのです。

二つ目の塩は、濾過した海水を濃縮、
煮詰めて作ったものです。
ニガリはできる限り除いていますが、
塩化ナトリウムの純度が高いのが特徴。

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出来ることなら、この種類の塩を使う場合は、少しでもミネラル分が多い塩を使う事をお勧めします。
このミネラル分が味に深みを与えてくれます。
ですので、漬物に使用しても、
とがった感じの味にはなりませんし、
普段の料理の下味に使うと、
『焼き物に向いています』
驚くほど美味しくなります。

三つ目の塩は、常時食卓に置いておいても、湿気を防ぐ工夫がしてある塩です。

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使いやすさという点では、
もちろん一番ですが、美味しさという点では、あまりお勧めできません。

ミネラル分が少ない為、
深みやコクが少なく、
塩分の取り過ぎになってしまう可能性があります。
減塩商品もこのカテゴリーですね。
そして、減塩の為に保存性が悪くなる為、
添加物も入っています。

普段どんな塩をお使いですか?
当たり前に使う塩だからこそ、
選んでみると、健康にも、美味しさに良いのかもしれませんね。

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