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ライカってなんだ

まあ俺にとっての縁はこんな程度です

高校生の頃始めて触ったライカはバルナックライカⅢf友達の親父さんが中古で買ったものでした。
微かに覚えているのはフイルムを入れるのに裏ブタは無くカメラの底を外して物凄く苦労してたのを覚えています。
その時始めてライカというカメラを知りました。
当時の私は釣りや山登りに夢中で写真にはあまり興味がなくでもライカというドイツ製の高いカメラが有る事だけは頭の中に有りました。

突然ですがブランドとは何か ?女性ならハリー・ウィンストンの指輪やケリーバッグ男性ならカウンタック等のスポーツカーやロレックスの時計でも高額すぎて思いは有っても普通は買えませんよね。

写真を趣味や職業にした人は必ず1度はカメラ界のブランド、ライカが欲しいと思ったはずです。

でもライカブランドは高い、でも欲しいそんな思いでいる時にライカを肩に下げている人に会うと憧れと思うか卑屈に思うか、あのライカの持ち主は優越感に浸って要るんだろうなと思うと悔しい。

ショウケースの中で黒いポデーイに赤く輝くトレードマーク見ただけでドキドキ欲しいとか欲しくないとか関係ない、見ているだけで自分の物ではないのにウキウキ冷静になって値札を見ると0が一個余計に付いている。(笑)

欲しいけど諦めるのはポデーイとレンズ二三本で帯札一本は軽く飛ぶホントに高いんだよね。

思えば写真を始めた頃一眼レフが欲しくてバイトをしながら小遣い貯めて
いざ買おうと思ったがNikonにするかキヤノンにするかそれともペンタックス、金を貯めるのに夢中になり何を買うか考えもしなかったただ、カメラが欲しいの一念で学生時代を過ごしていた、でも今は何年も金を貯めて買う様な気力は無い。

そんなだからライカブランドに憧れるだけでライカのなんたるかも知らずに買うと恐らく値段で判断して買ってしまうような気がする。

買ったら買ったで貴重品扱いで箱にいれたまま箱から出すときは人に自慢するためたけ、カメラってなんの為に有るんだ自問自答の結果使い出すんだろうね、頭は俺のカメラどんどん使って腕お上げようなんて思ってもシヤッター押すのも躊躇がちになるだろう。
今なら機械式のライカM1くらいなら10万位で有るだろうけどどうも触手が進まないおそらく俺とライカはその程度の縁なんだとそう思いつついつかはライカという気持ちをもち続けている。


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