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動くもの

原発を止めといて良いのか?

世の中に有る、人と関係しているものはすべて動くものを止めておくと錆びたり中の脂分が硬化してドンドン悪くなっていき終いには壊れる。

例えば車、買って1年くらい動かさないとバッテリーは上がりタイヤの接地面のゴムは硬化してダメになります。
機械ものでなくても住宅に人が住まないで風を通さないと10年くらいで建付けがガタガタになります。

今日本の原発はほとんど止まっているが再利用する為、廃炉せずに保存しています、空運転とかして動かさなくて壊れないのですかね、本当に大丈夫なのか?それともこのまま放置して中国の新幹線みたいに事故を起こしたら埋めてしまい、とぼけてしまうのか、私は原発を反対でも賛成でも有りませんが少し原発にはアレルギーが有りその辺を大変心配しています。

実は私にも長期間動かして無い多くのカメラやオーディオ製品が有ります。

オーディオは音楽をかけながら掃除やメンテナンス作業など出来ますが、問題はカメラです。

長期間使用しなと分かればカメラから電池を抜いて外側を磨く位なら出来ますが、今のデジカメはそれ以上の分解は液晶や半導体だから無理だしシヤッターだって電子シャッター要するにカメラ全体がブラックボックス、ブラックって言ったって明るい黒から漆黒まで何色も有りますがデジカメは正に漆黒、ネジは有りますがまるっきり解らないからとても分解する気には成りません、それに殆んどのデジタルカメラは分解すると保証は無くなりますし、故障したらメーカーしか直せませんそしてデジタルカメラは製造停止から7年で部品の保管義務がなくなり部品がなくなり次第修理さえ出来ません。

デジカメの前のカメラはほぼ機械式、ほぼと言うのは50年代の頃までは完全に機械式(電池を使わなくても写るカメラ)だからです。

機械式のカメラは分解しても機構自体が丸見えの為可動部分がわかり当然故障箇所も目視できるので分解が楽に出来るのです。

修理も改造も整備士の腕1つで部品が無くても他のカメラの部品を改造したりしてどうにでも成るのです、その上定期的に分解掃除に出していれば半永久に使えます。

実際、戦前のバルナックライカでも今でも完動品で中古市場では販売しています。

この辺の流れが機械式のカメラ人気に拍車をかけてフィルムカメラが人気になるとこなんでしょうね、フイルムカメラが人の心を引き付けるのはデジタルカメラにはない色味や渋さもですが、なぜ写真が写るのかという事が目で見て分かるのも魅力だと思います。

カメラの取扱で言えばSDカードを入れてスイッチを入れシャッターを押せば写るデジカメに対して、裏蓋を開けてフィルムを入れて1枚めまでフィルムを巻き上げて露出を決めシャッター押すでもまだ現像をしないと画像確認できないフィルムカメラは実に不便なじゃじゃ馬だ、ここまで不便なカメラに若者や女子が魅力を感じてるアナログの不思議な魅力に不便さもいとわず彼らは使ってる。
ロボット臭さのデジカメと人間臭いフイルム写真機、機能的にはデジカメに軍配を上げるがフイルム写真機のブームもいっ時のレトロ感覚やノスタルジックで終わらせたく無いですね。
せめて私だけでもフィルもカメラを愛して行こうと思っています。
フィルムカメラ 万歳‼



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