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見えないものに

約しては心を伝わらない


今話題の半導体英語でセミコンダクター直訳だと半分の導体 なかなか良い造語だと思います。
昔 夏目漱石が I love you を 月が綺麗ですね と訳したそうですが 微妙ですね。
残念ながら今度1万円札から引退する 福沢諭吉もかなりの は造語を作っています。
例えば家庭、健康、自由、 独立、 競争、演説、 討論、 汽車、版権。
鎖国終わり明治時代にかけて英語を訳すのに多くの人が携わって訳したんですが 中でも識字率の高い日本人一般に分かりやすくて新しい言葉として 造語というものを作った 。
和製英語や造語今でも活躍しているんですよ実は韓国語 にも 中国語 にも 日本の造語単語はかなり入っています 一説には 現代の中国語は60% 日本語であると言います。
てことは日本語を抜かすと中国語の会話は伝わらないということですね。
英語には和製英語というのがありますよね 日本でしか通じない 英語。
よく知られているのが野球の ナイター アメリカでは通じない そうです。
正式には ナイトゲームとでも言うのでしょうか何でも略 しちゃうんですね言葉は通じればじれば良いてもんじゃないんですけどね。
最近の日本は造語をせずにそのままカタカナ表記ですよね。
例えばエビデンスとかプロミス等をカタカナで書くだけ分からなければググレてなもんです。
海外でも 単語の頭文字だけを取ってアルファベット 3文字4文文字でOECDとかCPUアルファベット26文字で組み合わせるとその内意味の違う同じスペルの略語出てきますよ、あまりにも 略して 元の言葉がわからないものが結構あります 。
そう言葉にも語源のわからないブラックボックスができてきちゃったんですよね。
そう言葉も アナログからデジタルになりつつあるんですよ。
日本語には美しい 表現の言葉がいっぱいあるのですがそれを略してしまうと通じればいいのかという 思いが出てきてしまいます。
写真は写れば良い、音楽は聞こえれば良い 、それでいいんでしょうか ?
同じ場所で撮った写真も見比べれば、何も考えないで撮った写真か気持ちが入った写真分かると思いますよ、音楽 だって オーディオ に凝って自分の目の前で奏でてもらうように高級なアンプやスピーカーなどを揃える人もいますが 、やっぱり現場に行って聞くと全然違うんですよね だから 本当のファンってやっぱり ライブ なんですよオーディオにとっても限界があるんです。
産業革命以後 でも以前でも現在まで 私たちは物を突き詰めてどんどん進歩してきました。
アナログからデジタルへ 進歩しましたが 産業革命以来の人でも以前の人でも心だけは変わってないんですよだから 写真で言えば フィルムから SD カードなどの記憶媒体に行き 結局 原点回帰で今心を求めて フィルムに戻っているんだと思います。
残念ながらというかデジカメが出来て色再現、経済性、合理的に考えるとデジタルが最高なんですけどね。
だから私は金銭的なことも有るけどフィルムカメラは白黒でしか撮りません白黒ならまだ勝てるからね。

  


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