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登校拒否は突然に。

先日、次男が「学校に行きたくない」と朝泣き出しました。

長男に比べ、ちょっとした事で上手に泣いたり笑ったりする次男なので

いつもの気分屋が始まったと軽くみていました。

するとなかなか泣き止まず、学校に行く時間になっても動こうとしません。

「今日泥遊びがあるから絶対やりたくない!」「行きたくない!」

「もう一人で留守番出来るから留守番してる」「家の方が楽しい」。。。


4月から新一年生になり、同じ幼稚園から同じ小学校へ行った友達も少なく、学校が楽しくないと時々言っていました。

学校に慣れた頃にゴールデンウィーク。すると同じ時期に地域でコロナが流行りだし、連休明けに臨時休校等がありました。

それも落ち着き、やっと日常のリズムに戻った矢先の出来事でした。


しばらく次男の言い分を聞いて、「何か起こったから行きたくない」という理由ではなかったので「今ここで学校を休んだら、次学校へいくハードルが上がってしまうな」と私は思いました。


「ママは今日は頑張って学校に行って欲しい、泥遊びがそんなに嫌ならしなくて良いから」と伝えました。

学校に行ったら泥遊びしなくちゃいけないと思っている次男は聞く耳を持ちませんでした。


「学校を休むにしても学校に行って先生に言ってお休みしよう」という事になり、私は仕事だったので、お休みだったパパと、いつもなら15分で着く学校までの道のりを50分くらいかけて行ってくれました。


当然遅刻でした。

結果的には学校の門で先生が次男を見つけ連れていってくれて、泥遊びは見学し、夕方、長男と何もなかったかのように、はしゃいで帰宅しました。


親としてはホッとすると同時に

戸惑いや不安も混ざって複雑な心境でした。


コロナ禍で日常のリズムが変わり、子育てに悩んでいる方は本当に多くいらっしゃるだろうと思います。

コロナや経済に対する漠然とした不安を誰もが多少なりとも抱えた上で

子ども達の不安やストレスと向き合うのは

本当に大変な事だと思います。


私は、極論を言えば、学校に行けない理由が本人にとって相当大きなものになっていたら行かなくて良いと思っています。

学校に行かせたいのは子どもの為と言いながら、ちゃんと育ってもらわないと困る親や大人の都合だったりします。


うちの場合は

次男は次男で、学校に行って同級生や先生と交流する、嫌な事を相手に伝える、自分の思い通りに行かない事を乗り越える練習をするといった

彼の課題がある。彼の課題を親が解決し、課題を親が奪うのは違うなと私は思います。

私は親として、彼が彼の課題を乗り越えられるよう、手や口を出したいけど我慢して見守るという課題があります。


昔は本当に見守るのが苦手でした。

理由は

「自分の思うようにコントロールしたい」と無意識に思っていたから。

子ども達が自分の思うように動かない事に我慢できなかったんです。

それに気づいてからは

少しは見守り上手になりました。


しばらくは見守ってみて、今後のことを考えようと思います。

コロナ禍で奮闘中のお父さん、お母さん。

あなたはあなたのままで、子どももありのままで素晴らしい存在。

疲れたらひと休みしながら

一緒に頑張りましょう!!








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