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週末農業のススメ

前回の記事は「サラリーマンにお勧めの副業3選」についてお伝えしました。副業には色々な方法ありますが、今回はサラリーマンが副業で行う「週末農業」についてもう少し深くお話したいと思います。


週末農業とは

週末農業とは、サラリーマンなどの本業を持っている人が週末などの休日に農業をすることです。 仕事を持っていても気軽に農業が体験できるので、将来就農を考えている人でも、まずはお試しで週末だけ農業をしてみたい人でも、どちらの方にもおすすめです。

ポイント1:農業を行う目的を明確にする

週末農業を行うにあたって、まずは目的を決めましょう。農業は土や自然と触れ合うことで心身のリフレッシュやストレス解消などを目的に「趣味」として行うこともできますし、農作物を販売したり自宅で食べたりする「収入」を目的に行うこともできます。
ご自身の目的に合わせて、週末農業をどのようにやっていくかを大まかにイメージしていくようにしましょう。

ポイント2:農地を確保する

週末農業を行うにあたって必要となるのは農地を確保することです。最も簡単なのは、市民農園や貸農園を借りることであり、ご自宅の近くで自治体や地域団体等が運営しているところがあるか検索して、問い合わせてみるのが良いでしょう。農地を区画に分けてシェアするシェア農園では、野菜づくりに必要な農具や肥料、苗、水場などが畑に用意されているところもあります。
また、知り合いに農家の方がいらっしゃれば、農地を一部お借りできるかもしれません。

ポイント3:作る作物を決める

週末農業で始めて農業を行う方では「初心者でも育てやすい野菜」から挑戦することがおすすめです。また、「平日は手間のかからないこと」も重要となります。
そのため、野菜であれば『トマト』『ナス』『チンゲンサイ』あたりが有名であり、根菜であれば『じゃがいも』や『さつまいも』が育てやすく、しっかり根が育てば平日は放置することもできるようになります。野菜の苗はホームセンターや農協(JA)のほか、インターネット等でも購入することができます。
なお、市民農園などでは育てる野菜が決められているところもありますので、何が育てられるかを確認しておくことが良いでしょう。

ポイント4:育て方を勉強する

作る野菜を決めたら、育て方を勉強しましょう。勉強方法は本やホームページで調べるだけでも多くの知識を得ることができますし、最近はYoutubeなどの動画でも分かりやすく学ぶことができます。
なお、初心者のうちは学んだことを基本に忠実に実施することが重要であり、最初から自己流で始めることはおすすめしません、

最後に:興味を持ったら農業を始めてみよう

以上が週末農業における4つのポイントになります。
農業は作物が育つ楽しさもあれば、暑い日でも作業をしなければならず、天候によっては全く採れないという大変さもあります。また、作物は植えてから育つまでに時間がかかるため、農業がご自身に合うかどうかを確認するためにも、まずは始めてみることをお勧めします。
なお、本格的に農業に興味を持ったら、自治体が運営する就農者支援や農地バンクを活用したり、地域の農協(JA)などに相談して、農業として始めてみるのも良いでしょう。

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