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先取り貯金をしよう

お金を確実に貯めるにはどうしたら良いでしょうか。
私はお金を貯める手段として「先取り貯金」をすることをおすすめしています。先取り貯金とは、給与が入ったタイミングであらかじめ決めた金額を先に貯蓄にまわすことです。
今回は先取り貯金を行うメリットと2つのポイントについてお伝えしたいと思います。

先取り貯金を行うメリットは「貯蓄する習慣が身につくこと」です。
限られた収入の範囲で生活することで、無駄遣いを減らしたり、節約したりするようになります。つまり、自然と貯蓄力が養われるのです。無理のない範囲で貯金をしていけば、案外、残額で問題なくやりくりできる習慣ができるようになるのです。

次に、先取り貯金を行う際のポイントを2つお伝えします。

ポイントの1つ目は、「積立定期預金を活用すること」です。
積立定期預金とは、毎月一定額を自動的に定期預金に振り替えるサービスであり、多くの銀行で利用することができるものです。振替日を給与日に設定することで、お金を使う前に貯蓄にお金を回すことができます。なお、引き落とししたお金は基本的には手を付けず、ある程度貯まったら投資信託等の投資に回す原資として活用してみてください。

ポイントの2つ目は、「収入の1割を貯金すること」です。
これはお金の名著である『バビロンの大富豪』にも書かれている金言であり、収入に対して最低1割は貯蓄に回すことを死守することが望ましいです。可能であれば、収入の2割くらいから始めて、年に1回くらい、引き落とし額を変更してみましょう。

以上が、先取り貯金を行うメリットと2つのポイントになります。
パーキンソンの法則(第2法則)によると、「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」と言われています。つまり、人は油断するとお金を残らず使ってしまうのです。そのため、あらかじめ収入から貯蓄を引いた金額で生活することで、しっかりとお金を貯めていくことができるのです。

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