普通なら
お声かけを戴いた契約の顔合わせをしてきました。
仲介者から聞いていた「プロジェクトマネージャー」ではなく「プロジェクトマネージャーの補佐」で、さらに仕切っているのは更にその上位組織だということもあり、先方の積極的な呼びかけに対して回答を保留にしている。
現行の契約は自身を主軸にしたグループの方針転換が突如発表された。こちらは契約の更新を保留にしたからだと思う。両方とも回答の期日は再来週ではあるのだけど。
仕事を進めていく中で「『普通なら』こうするだろう」構想の下、検証の計画を立てたり、ベンダさんに前もって相談をしておいたりする。必要なら自費でサービスを使ってみたり、デバイスを購入して検証する。それぞれの方針に次の手を3手くらい先までと、逆に失敗した場合の被害を最小限に抑える防波堤となる計画も立てる。
この『普通なら』が周囲に全く理解されないため苦しむことが非常に多い。同僚にさえ「説明してくれたからそこまで考えていてくれていて、進めていることが理解できたけど、そのレベルで求められて応えられる人はいないと思う。」と。
「自身なんか大したことなくて、『当たり前のこと』をしようとしているだけなのに、どんだけ低いんだよ。」って。ここ数カ月帰宅時間が遅くなることも多くなり食が荒れた。それに呼応するように潰瘍が悪化する。
今に始まったことではないけれど。
せめて休みで家にいる時間は、不快なことを考えず心地よく過ごしたい。
引っ越して新しい環境にも少しずつ慣れてきたので、引っ越し前の日課に軸を戻そうと思い、掃除に必要な新しい掃除機と最近本(技術書ではなくて小説)を全く読めていなかったので購入に。
奈良の頃とは違って、少し歩けばすべて揃う。
掃除機は掃除が楽しくなるようにいいものに買い替えようと、横浜に居た時から14年くらい使い続けていたものを粗大ごみに出した。前回大型家電量販店に見に行った際、P社の常駐販売営業に執拗に付きまとわれて嫌な思いをしたので何も買わずに帰ってきたけど、製品のデザインや軽さは気に入ったので、別の家電量販店で購入してきた。
一旦家に持ち帰って開封。帰ってから使おうと充電をしておき、夕食の食材と書籍を買いに。冷蔵庫の音が大嫌いなので新しい家には冷蔵庫を置かずに済まそうとしている。だから野菜は日持ちする量だけ、冷蔵が必要なものは使い切れるだけ。まだそこまで気温が高くないからいいけれど。
野菜を中心とした食事と読書の時間。
新しい掃除機の性能に歓喜。
IoT専任でプロジェクトの担当を続けたいし、今担当している案件がすべてこの後の事業拡張の契約をもらえることになっているし、ベンダさんたちとも食事に行ったり良好な関係ができている。「次もお願いします。」って言われているのに自身だけ立ち去るのでは仁義に反する。
以前好きだった音楽を聴き返しても、不快な雑音にしか聞こえなくて、この記事の最後に載せようと思っていた曲が見つからなかったのだけど、突然この曲がおすすめに掲載されたので聴いてみた。
この曲を聴きながら、『普通なら』が通じない職場でも契約を更新して「次もお願いします。」に応えるのが今の自分のこころに正しく従う方法なんじゃないのかなとか。
しらんけど。
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