「寄生獣-ザ・グレイ-」を観た原作大ファンの感想

こんにちは！ましろです！
僕は「寄生獣」の大ファンで信者です(笑)
「寄生獣」はいまだに読み返すほどめっちゃ好きな作品です。寄生獣の中で一番好きなキャラは市長の広川です！
哲学とストーリーの深さが忘れられない作品ですが、「ザ・グレイ」はどうなのでしょうか？

本記事では『ザ・グレイ』を観ようか迷ってる方へ本作を全話見た僕が、原作と比較してどうだったのか、良かった点、悪かった点をそれぞれお話ししていきます。
すでに『ザ・グレイ』を観た方は感想を共有しましょう〜！

寄生獣とは

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おそらくこの記事を見る方は少なくとも寄生獣ファンだと思うので今更説明不要だと思いますが、念の為、
『寄生獣』とは岩明均氏により1990年〜1995年に月刊アフタヌーンで連載されていたSFスリラー漫画である。パラサイトと呼ばれる寄生生物が人間に寄生し、脳を乗っ取り人間を喰らうサスペンス的な展開と哲学的なストーリーが今もなお色褪せないレジェンド的な作品になっている。

原作では主人公の泉新一がパラサイトに寄生されるも、右腕のみの寄生に止まってしまい、脳を奪えなくなってしまう。
新一は半分寄生生物(ミギー)、半分人間の体になってしまうところから物語はスタートする。

寄生獣-ザ・グレイ-とは

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2024年4月5日よりNetflixオリジナルの韓国ドラマとして公開された作品である。
原作では泉新一という男子高校生が主人公であるが、本作は韓国でスーパーの店員をしている女性(チョン・スイン)が主人公である。

本作は寄生獣の韓国版の実写ドラマと思い込んで見てしまうとストーリーの違いに驚いてしまいます。
原作の『寄生獣』と『ザ・グレイ』を比較し、どのような違いがあるのかと多少のネタバレを含みながら説明していこうと思います。

原作と比較した設定の違い①

「ザ・グレイ」の主な登場人物を紹介していきます。ネタバレはないので安心してみてください〜

主人公:チョン・スイン
前述したように『ザ・グレイ』の主人公は韓国のスーパーで働いている女性チョン・スイン。
泉新一とは違いチョン・スインには両親がおらず天涯孤独。
帰宅途中、トラブルに遭い事件に巻き込まれる、その際パラサイトが主人公に寄生してしまうも、それは右腕ではなく…

ソル・ガンウ
途中から主人公と共に事件を解決することになるヤクザの下っ端。
行方不明になった姉を探している。(村野里美ポジ)

キム・チョルミン
孤独な彼女が唯一頼れる人間は、過去にある暴行事件から彼女を救ってくれたキム刑事のみ。
パラサイト事件の捜査をしている。
(平間刑事ポジ&新一の家族ポジ)

チェ・ジュンギョン
パラサイト殲滅特殊部隊を率いるチーム長。
パラサイトへの対抗策を打ち出し殲滅を指揮する。
主人公が巻き込まれた事件ファイルを見て何かに気づいてしまう…

といった感じでメインのキャラ4人を紹介してみましたが、原作とまるで違いますよね笑

原作と比較した設定の違い②

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一番の違いは…
右手に寄生しないミギー
主人公に寄生するパラサイトはもちろん、脳は奪えないのですが、寄生しているのはどうやら右の顔半分のようです。
パラサイトが起きてる時、主人公は寝ている。
主人公が起きている時パラサイトは寝ている。
という風に原作の中〜終盤のような関係になっています
つまり主人公はパラサイトと会話ができないので筆談で記憶を共有します(ちょっとめんどくさくないそれ？)
主人公がノートに質問を書き、主人公が寝ている間にパラサイトがノートに質問の答えを書く。
寄生してる実感湧きませんよね(笑)

しかしこの設定だからこそ『ザ・グレイ』のストーリーが成り立つように作られています。
真実はあなたの目で見てみてください！

……と様々な違いがありますが、
本作は『寄生獣』のスピンオフ版と捉えて見ていただくと納得できる作品に仕上がってると思います。

本作では1話目からパラサイトの正体が判明しており、特殊部隊が作られ、パラサイトを殲滅していきます。
原作のラストの名シーンはまさかの2話目で
出てきますw(どこだか予想してみてください)

また時代も原作とは違い、現代の寄生獣として作られています。もちろんスマホもありますよ笑

原作と比較した感想（ネタバレあり）