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夏と言えば。

 暑い真昼間にお城へ行って展示物を見て少し散策。

長浜城歴史博物館では9月16日まで特別展
 「北政所400年遠忌 北政所と秀吉 ゆかりの地・高台寺の美と文化」
が開かれています。昨年友の会の臨地見学会で高台寺を訪れていたこともあり、その時のことを思い出しつつじっくり見て回りました。

 あんまり頭に入らない(覚えられない)のですが、私の頭は歴史文化を覚えることができない構造になっているのだろうと思いながら、こういった特別展を楽しんでいます。


 展望台からの景色はやっぱりいいなぁ…。

 どこから撮っているのか、何も伝えなければわからないだろう。知らない人が見れば、どこかの海岸沿いの小さな町と思われる風景が面白いです。

 向こうに山並みが見えるけど、北湖は向こうと距離が離れています。

 あっちまで車で行くとしたら、法定速度ギリギリ一杯出しても1時間半はかかるんじゃなかろうか?2時間?船でも1時間はかかるんじゃ?

 ここに来ると毎回こんなことを考えながら写真を撮ります。


 やっと木に止まる「セミ」を見つけました。

 夏と言えば「セミ」でしょう。私だけでしょうか?

 大声で自己主張している「セミ」がどうしても目立ちます。なのに普段はどこにいるのか見つけられない。だから余計に見つけたくなります。

 そして今日、「セミ」を見つけられて満足しました。何とも幼稚な満足と思われるでしょうが、これも私流の自然観察の一環です。

 子供の頃は簡単にセミが見つけられて、オニヤンマもいて、赤とんぼもいて、蛍も見れて、蝶やバッタ、アオダイショウ、アマガエル、カメ…。ともかくいろんな生き物を普通に目にしていたのに、今ではあまり見かけることもなく、自然の劣化が急速に進んでいるのだなと感じています。

 そして私自身も成長するにつれて、身近なペット哺乳類しか触れなくなった、ヘタレな劣化大人になってしまいました。
 お世話になっている野鳥センターの所長さんは大概の生き物は素手で捕まえるお方。マムシも捕まえる、私の中では尊敬に値するお方です。さすがに何でもはムリでも、せめて「セミ」ぐらいは、子供の頃のように素手で捕まえられるようになりたいと思い、「セミ」を探しているのです(笑)。

 今日の「セミ」は高いところにいて捕まえられませんでした。

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