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ちょこっと勉強「有間皇子」③

少し脱線します。

 古典文学から有間皇子の生涯を勉強するにあたり、どうしても心が彼に肩入れしてしまうので、これはいかんと思い至りました。

 そこで蘇我氏についてちょろっと調べてみました。

 初期から大化にかけて大和朝廷で権勢をふるっていた大豪族蘇我一族。
 日本史の年表に、「蘇我馬子 崇峻天皇暗殺」とありました。もう、完全に人間の歴史ですよ。神様の威厳なんてありません。ちょっと残念です。ファンタジー好きなので、どこかしらで神様がひょこひょこ現れて、雷落としていてもおかしくないのに、何もなし。「天皇家の祖先神は神様だ」は王道ファンタジーなのかもしれません。それでも心の奥底では神様なのだと信じています。神様の世界もいろいろとあるようですから。(古事記)

 厩戸皇子は用明天皇の皇子だけど蘇我一族。

 推古天皇(女帝)の摂政をしていたけれど、推古も蘇我一族。

 うるさすぎるほど蘇我一族に牛耳られ、神様の末裔とは思えないほど人間臭いです。

 中大兄皇子 蘇我入鹿を殺害する。実際に彼がそうしたのかはわからないけれど、相当に腹の立つことが起きたのでしょう。朝廷をわがものにしようと画策していたのなら、殺害されても仕方なし。
 そんなある意味偉業を成し遂げた彼は蘇我の系統。そして有間皇子も蘇我。一体どれだけ蘇我一族が入り込んでいたか…。結局ほとんど同族で殺しあっていたことになるのかな?

 愚かとしか言いようがないです。そして、系統が入り組んでいてややこしいです。

 でも面白いから、一通りの講義を終えたら蘇我氏について調べてみようかと思っています。

 蘇我一族を知らなければ、その時代に生きた帝や皇子たちの立ち位置もわからないだろうな…。

 悔しいかな、神様なんて、完全に「蚊帳の外」だわ。


現在滞っている物語。

 適当に解説すると、家族親族から迫害されてる一人の男が、神様の国を追放されて、人の生きる小さな国に落とされた若い神様を必死に守るお話。

 滞りなく、チマチマと書いて、投稿しろよ自分。
 「有間皇子に寄り道するのは構わぬが、異世界物語もしっかり書き進めないと、自分に課した約束違反になりますぞ。」



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