記憶の行方#ピアニストと漫談

寒いな、

満月の夜は風が冴えている。

「お父さん、縄跳びして」と、目の前にいる少女が父親らしき男性に話しかけている。

Twitterのアカウントのログインのパスワードを忘れた。間違えて、削除してしまったか?

なんて、スマホを片手に待ち合わせの場所で人を待っていると、縄跳びをせがむ女の子は、「うっせえわ」の最後のメロディを口ずさんで自転車に乗って帰っていった。

全く忙しくないのですが、忙しいふりをして、今日は1時間刻みに予定を組んでいた。いよいよ、な感じで8小節のたたかいは、続く。演奏の後に、ベースの方と口きかない!なんて、ことにならないようにしたい。リハーサルは、バンマスとのやり取りで、このようにやりたいと、きっちり説明しないと行けないのだけれど、自分の話が下手過ぎる、とつくづく思う。譜面に起こして渡す、今のところそれをヒントに弾く。吹く。緊張よ、とけろ。

そういえば、年末年始に撮影した映像がアップされたそうな。まだ、観ていませんが、どんな仕上がりか?恐ろしくてみられません。

いよいよな感じで、文字起こし。

3月晴れてくれ。

「いまのおれ、何?」で、当てはまるものを探すより、明日、「朝、起きたら、異世界へ行っていろ」というのが、次世代なんだろうと、次世代と言っているあたり、もう古いと子が言う。新しいキャラクターを考え出したと、話を聞けば、なかなかシュールな仕上がり。理系男子の考える物語は、どんなラストか。

わたしはまるで記憶にないが、子が幼い頃は、家に撮影隊が上がり込み、ハウススタジオ化していたらしく、子が朝方起きたら、「本気でやらなきゃだめだ!」と、狂気に満ちた演出家の姿を見て、映画って本当に本性出るよね、とポツリ言った。狂詩曲は、生死の狭間にあるものと、覚えたという。こどもの知的好奇心は侮れない。虹を発見した時のニュートンのことが、最近はブームで、ファインマンの本は基本らしい。

話が面白い人はピアノも面白い。ドラマ「コウノドリ」で、ピアノを一部、綾野剛さんが弾いておられますが、清塚信也さんが作曲されており、劇中も清塚さんが弾いていらっしゃるところもあります。手でわかってしまう。

最近、YouTubeで清塚さんの「きよりんチャンネル(仮)」で、寝落ちピアノライブが行われており、その合間の会話がクラシックの貴公子のイメージとはまるで違う、悪態つく酔いどれのピアニスト、酒に酔っても弾けてしまう、寝落ちするどころか、視聴者が増える一方、いつか見た立川談志の話のノリに近く、悪態は、品があれば許される。と、思いつつ、聴きながらわたしは寝てしまう。深夜ラジオとYouTubeの動画の正しい試聴の仕方、おそらく最後は寝落ち。

昨日のwonk radioで、映画音楽の話をされており、映画を邪魔しないものが、いい映画音楽ってことだった、わたしもそう思う。wonkの解釈に一票。と、思いつつ、寝落ち。

そして、今日、日本映画とは、限らず映画音楽の作曲者の第一人者(と思うが、ご本人はそう思っていない)に、お会いできて、光栄でした。

はぁー、始まってしまうな。



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