記憶の行方#オニオンスープグラタン(ケントズキッチンより)
仕事始めが、例年より遅めに始まることになった。
年始まで、昨年に納めたい仕事をしていたので、ほんの少しのお正月気分を味わえる。
先々日は、個人的に緊急事態が起きていて、長い1日だった。しかし、どんなに寒くても、朝焼けは、美しく、太陽の日の光は暖かい。
長塚健斗さんの「ケントズキッチン」を毎回楽しみに見ている。
ポイントの解説がわかりやすく、ささっとできるレシピなので、だいたい次の日に、即、作る。というわけで、「オニオンスープグラタン」を作ってみた。
「アンデルセン」のナッツぎっしりのパンを……と思ったが、近所になく、麻布ではないけれど、ホンド・ボーのパンに。
昼間のスーパーは、滅多に行きませんが、立ち寄ったどのお店でも、スタッフが少人数でシャカシャカ働く女性が多かった。明らかに逆方向をぐるぐる回る人、覆面警官かな、顔が買い物する物ではなく、人の動きを見ている。大豆ミートが陳列されるようになった。求める人が増えているってことですね。
木べらとトングを新調し、普段、ご飯を食べ、パンを食べないのですが、たまにはよいかとバターとフランパンを買い込んで、玉ねぎをキャラメリーゼ。ザクッと一口大のパンを鍋ぞこに入れて、炒めた玉ねぎを入れて、コンソメスープをとぷっと入れて、細めのパルメジャンチーズをのっけて、軽く蓋をして、少し煮込む。ひたすら中火。
1皿ずつオーブンで焼く方が「グラタンです!」と、テーブルに出しやすいけれど、どんと鍋ごとテーブルに出してお皿に分ける方法で、やってみた。
その間、パンをカリッと焼いて、チーズが溶けるのを待つ。
チーズ溶けてきたあたりで、ざく切りしたパセリをのっけて、完成。
アーモンドスライスを、のっけて、さらに、カリッと焼いても良さそうです。
最初の玉ねぎのカット次第では、肉じゃが、カレー、シチュー、などなど。次のメニューへ発展してしていく。
中火でひたすら炒めた玉ねぎの愛らしさ、しかし、食べる。
久々に息子の笑顔を見た。
ご飯を食べている時のBGMには、歌が入っていない方が食べやすい。歌が気になって、食べづらい。
料理中のBGMは、菊地雅章さん「ダンシングミスト」でした。しかし、鍋の音と玉ねぎの色の変化を見ることに集中しているため、聴いていなかった。あとでまた聴いてみる。
菊地雅章さんの70年代の試み、観客を踊らせようとしているな、と思う。拍手の70年代の会場の音。踊ってしまえない70年代のシーンもあったってことですね。聴いて楽しいってこともあるので、無理に踊らなくてもいい。踊りたくなったら踊ってしまえばいい。
しっかし、ピアノを弾きながら、うなるような声が出てしまうのは、なぜ?その表出は演出か、自然発生か。どっちかな。ピアノだけを聴きたいと思うのは、勝手かな。
寝る前に聴くとしたら、アルバム「サンライズ」の一曲目は、いいなぁ。
お休み。また。明日、と思える一曲です。
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