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3/19 初めて自分で買う詩集

春休みに入りました。自分は病気で3学期に入ってから学校に行けていないから、休みと言われてもそれまでと過ごし方は変わらないのだけども。「休日」ということだけでいつもより嬉しくなる。

この間、はじめて自分のお小遣いで詩集を買いました。詩はあまり読んだことがないし、どうやって楽しむものか知らないけど、最近詩人が小説を書いて賞にノミネートされたりするのを見て少し興味がありました。

自分の家にある詩集は昔母が買ってくれた、谷川俊太郎の『ぼくは ぼく』だけ。これは谷川俊太郎の詩の朗読会のときに売っていたもので、なんとなく記念に買ってもらった。

先日買ったのは『水上バス浅草行き』という詩集。
岡本真帆さんという、短歌を創るひとの初詩集のよう。

帯に書いてあった詩(短歌?)がとても魅力的で、これを見て買うことを決めました。何度でも言いたくなる、その帯文はこちら。

ほんとうに
あたしでいいの?
ずぼらだし、
傘もこんなに
たくさんあるし

私をあたしって言うところ。
傘っていうのは折り畳み傘を持ち歩かないから増えちゃうんだろうな。
女性の性格とか生活が垣間見えてわくわくする詩。

詩を持っているだけで、心の余裕ができる感じがするから、置いておくために買うみたいなことがあっても良い気がする。小説では体験できないものだね。短歌や詩の作品は一つのページに少量の文章しか載らないからそのページの余白が、心の余裕と思えるのかもしれない。

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