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アウェイでの仲間

最近、海外で暮らした1年をよく思い出します。
カナダのことを書いたからかな。

カナダにいた半年の他は、NYまで電車で1時間ほどのところに住んでいたので、
ここぞとばかりにブロードウェイやオペラ、バレエの観劇に繰り出していたのは楽しい思い出。
というのも、向こうの方々にとって週末は基本家族と過ごす時間。
だからか、単身赴任している私をBBQに誘ってくれたり、週明けには「良い週末を過ごせた?」と気遣ってくれたり、家族がいないことにとても配慮してくれていました。
もともと1人で行動するのが苦にならない質なので、そんな同僚や上司の気持ちに応えるべく(?)、楽しい週末を過ごしていたものです笑

でも、ちょっと敷居が高いな〜と思ったのは、レストラン事情。
日本ではおひとりさま文化も根付いていて、ちょっとしたレストランで1人で食事していてもそんなに浮かないのですが、欧米だとレストランは”誰かと食事するところ”といった趣き。
ファストフード店や大衆向けのデリなんかは1人でも全然楽しめちゃうのだけど、ちょっと落ち着いたご飯を食べたい時のカフェレストランなんかは結構敷居が高い。。。
それに週末は家族と過ごす、という雰囲気も相まって時々少し肩身の狭い思いをしていました。

逆に言えば、誰かと一緒ならご飯もお出かけも楽しい!ということ。
たまたま私が滞在する期間と同じくして、韓国から同世代の社員さんが滞在することになったのは本当ラッキーで、週末に近くなると”SAKIKO, どっかいこ!”といろんなところへお出かけして美味しいご飯を食べ。
カラオケにも行ったなぁ〜
(日本語が少しわかる人だったので、英語と日本語まぜまぜの会話でした笑)
人懐こい彼にたくさん助けてもらいました。

他にも、中国からの同世代の社員さんとも、滞在期間は数日だったけど一緒に行動することが多くて仲良くなったり。
現地に家族はいなかったけれど、その分、日本にいたら出会えなかった人達と仲良くなれたのは本当に嬉しくて有難いなぁと思います。
今でも度々日本に来る機会がある彼ら。
その度に「元気だった?」とハグする私たちを、日本の社員さんは不思議な目で見ております笑

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