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【FX】USD/JPYスキャル【株】6723+,9509含み損縮小


【前回】

【概要】

 日経平均は下落、暴落と言って良いレベル。
 昨夜のニューヨークではNASDAQが反発したのに、東京市場では逆にハイテク中心に暴落劇が演じられている。突然の金利上昇に対して、経験の浅い個人投資家が恐怖を感じるのは当然。

 この下げを安直に利確売に拠る下げだと断じる人もいるが、ちょっと根拠に乏しい話のように感じる。
 今まで「物価高の原因は円安だから円高にしろ」「金利を上げろ」と、雰囲気に飲まれてなんとなく主張していた人たちが、利上げという暴挙の意味を徐々に理解し始めたということである。

 昨日投稿した通り、金融会合後の上昇は材料出尽くしに拠る、一種のご祝儀相場のようなものであって、こんな経済の弱い状態、国民の消費が弱い状態、庶民が貧困に喘いでいる状況で政策金利なんか上げればこうなるのが当然というか、むしろ暴落するほうが合理的である。
 ただ、チャートを見る限り、日足で直近の下値、非常に強いサポートラインを割り込んでいないので、明日以降ここから大きく反発して39500円をローソク足の実体で超えて大引けとなるような展開になれば、まだ上昇の目はあると思う。
 逆に37600を実体で抜けて引けるような事があれば、そこでもう完全な下落トレンドに転換と判断できるので、先日同様のナイアガラ状態になり、35800円場合によって32700円あたりまで下げてもおかしくないとは思う。
 いよいよ8月に入り、市場参加者がポジションを整理して市場から減っていく時期でもあるので、そのあたりの動きは当然と考えるべき。

 今年から新NISAの口座をつくって嬉々として投資をスタートさせた人たちの阿鼻叫喚が聞こえそうな様子だが、ちゃんと余裕資金を使って少額から開始した人はそんなに慌てる必要なし。全財産を一括でドカンと投入してしまった人は残念、しかし今最も避けるべきは狼狽売りである。
 一旦は下落トレンドに入っても、最終的な防衛ラインは30000円台中盤だと思う。ここを割り込んだら、とにかく完全に底を打ってしっかりとした反発が開始されるまでは一切手を出さずに待つしかない。
 政府と日銀によって日本経済が滅ぼされたというサインがこのポイントである。

 為替についても円が上昇して150円を大きく割ってきてしまっている。多くの輸出企業の想定為替レートは140~145円レベルであって、ということは、それ以上の円高は企業の業績にとって完全なマイナスになるということである。
 まったくタイミングを間違えた勘違いの金融政策で、株も為替もボロボロになるかどうか。ここから年末辺りまでの間が勝負だと思っている。

 基本的に株は下げ相場なので、手が出なかった大型株も買いやすくなるかもしれない。株は100株単位でしか変えないとうわけではない。今は1株単位でも、手数料なしで株は買えるのだ。10000円の株を100株買う資金があるとすれば、安くなるに従って1株ずつ100回に分けて買えば同じ資金でたくさんの株が買えるのだ。セクターだとか国だとかの分散だけじゃなくて、タイミングも資金もできるだけ細かく分散すれば、下落リスクは逆にチャンスに変わる可能性もあるので、慌てずにじっくりとトレードしながら時期を待つのが良いと思う。

 そんなこんなで波乱の8月スタート。

【FX】
 とにかく現状では、小資金で小さな利益を重ねるのが利口。
 夕方から数分単位の取引を8回ほど繰り返して6勝2敗でプラス。
 この程度の少額投資の繰り返しだけでも投資金は2.5%ほど増えるのだ。コツコツと続ける努力は、結局一番強いのだと思う。
 当然、持ち越しは無し。

【FXポジション】

ノーポジ

【株】

 これだけ全面的に下落の相場の中、なぜか手持ちの9509北海道電力は若干上げて含み損縮小(笑)
 今日も早番終了後の大引け前に6723ルネサスでスキャルピングし、微益。

 現物は含み損が広がってきた銘柄を数点買い増し。

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