アナログ派VSデジタル派

今年4月、GIGAスクール構想によって全国の学校ではタブレット端末が導入されました。
かくいう私ももうタブレットなしではどうやって授業を組み立てていけばいいのかわからないくらいタブレット端末の恩恵を受けております。

今年異動した職場では若い人も多くいることから、iPadを使用している人がたくさんいます。(もちろん私物)
私の学年にもiPadユーザーが二人います。
最近は、週案や教材研究もiPadでされている方も多くいらっしゃいます。

以前取ったアンケートでもわかるように、じりじりとデジタル派が迫りつつあります。

Twitterやってnoteやっている私もデジタル派なのかと思いきや私はゴリゴリのアナログ派です。
iPadも持っているし、教科書のデータや資料をスキャンしたり、メモしたりすることもあるのですが私はやはりアナログに落ち着きました。
デジタルの良さを知る反面で、再度アナログの良さも感じるようになりました。

いつでもすぐに記録できる

アナログの一番のよさは自由が利くかつすぐできるということです。
資料があれば貼れる、コピーもとれる、文字も図も書ける、いつでもどこでも持ち運べるということです。
初めて6年を持った時、配られる資料や学年会のメモなどはそのノートに書き留めていました。異動した今もそのノートを見ながら資料を作成することもあります。

学校に置きっぱなしにできる

私物のiPadを仕事用にしたくない一番の理由です。私物ですので当然毎日持ち帰ります。すると「あ、忘れちゃった」となったときに、すべての情報がiPadに入っていたらもう仕事になりません。
私の同僚は教材研究も成績もそれで管理しているので、もしものことがあればもうアウトです。(紛失、漏洩等)
仕事道具は家に持ち込まない。
自分も学校も守る。大事なことです。

実は紙の方がアクセスが早い

ひとつに多くの情報をまとめることができるのはデジタルのよさです。
私も一時期電子書籍にはまって電子で買える本は電子で買っていました。ですが、どうもしっくりきません。
なんでなのかを考えていた時、とある情報を知りました。
紙は「この辺に書いてあったような」とページから記憶をたどることができるため印象に残りやすいのです。
スマホの写真を見るよりも、現像された写真を見る方が記憶や印象に残りやすい人も多いのではないでしょうか?


私が出したデジタルとアナログの使い分け方

デジタル
教科書データ、会議資料、日報、その他文書(〇〇答申とか学習指導要領とか)
→その年限りのもの、元データがあるもの、超重要ではないがそこそこいるもの、数が多いもの

アナログ
週案、成績、メモ、超重要書類、一覧で見た方がよいもの(年間行事予定など)

今年、バインダーに週案・成績・メモを一括にしたのはいいもののやはり使い勝手が悪いので、3学期は成績は分けて、新年度以降は予定(週案)、メモ(ノート)、成績(ファイル)に分けようと思います。

デジタルはデジタルの良さがあることは間違いありません。
ただ私はやってみて、アナログの方がいいなと思ったまでです。
どの方法がいいかぜひいろいろ試してみるといいのかなと思いました!

いよいよ成績処理のシーズンがやってきました。
12月ひーひー言わないために、毎日コツコツ記録していくことを2学期も目標にしたいと思います。