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4月26日(日) 人生初のZOOM飲み会(お茶会)

昼食:食パンに卵、ベーコン、チーズを入れて焼いたもの、イタリアンパセリのサラダ
夕食:すき焼き、パクチーサラダ

ついにオンライン飲み会に参加

巷で話題のオンライン飲み会。よく連絡をとる4人の友人のうちひとりが、グループチャットに「外界と隔絶されすぎていて、夜間におちこみを感じる」と書いていた。それをきっかけに、オンラインお茶会(飲み会)しようという話になり、ついにこの日、決行された。

私はもともと、オンライン飲み会に前向きではなかった。まず、どこでやるのかという問題がある。居間でやっている人が多いようだが、それは同居人とどう折り合いをつけているのだろうか。関係ない話して盛り上がっている人が居間にいたらうるさいのではないか。とはいえ、私がいつもオンラインミーティングをしている寝室で参加すると、「寝室で飲み食い問題」が立ち上がる。飲み物は注ぎ足せないし、普段飲食しない場所で飲み食いするのはためらわれる。

タイミングよく「オンライン飲み会にハマりまくる。もうリアル飲み要らないのでは」といった内容のツイートをしていた友人に聞いたら、「基本は居間。夫と一緒に参加」とのことだった。オープンマインド……。夫は絶対に私のオンライン飲み会に参加しない。ホームパーティーですら、友人が来る前にそそくさといなくなるのだ(料理の用意や掃除は一緒にしてくれる)。家に人をよく呼ぶような家庭だと、オンライン飲み会もオープンに開催されるのだろうな、と思った。その時点でハードルが高い。

そもそも、私はけっこう友人、家族、仕事の関係者と接するときの顔が違っており、それらが混ざることを好まない。それぞれに違う自分がおり、別のコミュニティのメンバーが一堂に会すると、どの自分でいていいのかわからなくなるのだ。

というわけで、家庭内で友人と飲み会、というのは対応に困る事態である。さてどうなるのか。

友人の家族が見られるのはよいね

やってみたところ、いつものみんなとのおしゃべりだな、と思った。オンラインだからどうこうというのは、特にない。良かった点は、友人Sの子ども(赤ちゃん)が見られたこと。友人Sはあまり家に人を招かないので、赤ちゃんに会う機会はもしかしたらないかもしれない、と思っていた。自宅からの映像だと、自然に赤子が画面に映る。それがいい。赤子は友人Sの夫に似ていた。赤子がふぎゃふぎゃ言うと、ZOOMの発言者として枠が色づくのがおもしろかった。赤子も参加者としてカウントされている。

その他参加者の友人2人も元気そうだった。友人Mは居間から参加しており、途中で後ろのドアから夫が入ってきた。友人Mの夫は陽キャなので、「わー、すごいね! こんなふうになってるんだ」とZOOMの画面を興味深そうに眺め、しばらく会話に参加していた。二人一緒にいる様子が見られたのもよかった。

ひとり暮らしは寂しいという誤解

友人Dはひとり暮らしなので、どうしているのだろうと心配していた。しかし彼女はこの自粛生活でも全く問題なく暮らしており、特に寂しくもないそうだ。むしろ既婚の2人、人と話す仕事だったのにそれができなくなった友人Sや、会社の人と雑談する機会が失われた友人Mのほうが、不都合や不安を抱えているようだった。家族と暮らしているかどうかではなく、本人の性格によるのだ。

私は「こんな状況下でひとり暮らしだなんて、寂しくて参ってしまうのではないか」と思い、ひとり暮らしの友人に積極的にLINEを送ったりなどしていたのだが(主に鬼滅の最新話の話など)、それは私の勝手な思い込みだったようだ。

友人Dと話しているうちに思い出したのは、私も3年前はひとり暮らしであり、しかもフリーランスで、1日に一言も人としゃべらない日がわりとあったということだ。それでも別に、寂しくて参ってしまうなんてことはなかった。自由で気ままだった。ふたり暮らしに慣れすぎて、その感覚を忘れていた。

しかし、ひとりの時間が1年の8割を超え、その生活が何年も続くと、だんだん飽きてくる。特に食事を一人でとり続けるのは、つまらなかった。今は2人で食事をするので、何を食べるのも、作るのも楽しい。作ったものが余り、何日も食べ続けるなんてこともない。食材も使い切れる。味坊の冷凍餃子(一袋50個入り)も、ふたり暮らしだから買おうと思えた。会話よりも食事の面で、家族が必要だったのだな。




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