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アロマで体臭予防と改善

暑さが増すこの季節、だんだん気になるのが体臭だったりします。
体臭って不思議ですよね。大好きな人の匂いは癒してくれるのに、
嫌いになるとすごく不快になったり。心理的な要素を含みます。
緊張やストレスは活性酸素を増加させ、体臭を生じさせるため、
人との関係性が変わることでも本能的に受け付けなくなるということ。

また、ホルモンバランスを乱すことでも体臭は変化します。
自律神経の乱れは、ストレスを引き起こし体臭の原因にもなります。
そして、このストレス状態に疲労が重なると、腸内環境も悪化し、
アンモニアの分解力が落ちることで、独特の疲労臭を発生します。

体臭は、元々フェロモンなど自分と合う人を嗅ぎ分ける大切なもの。
それをストレスや疲労で不快なものに変えてしまうのは、とても残念です。
今は消臭剤や制汗剤がたくさん出ていて、体臭を防ぐことはできますが、
汗腺自体を塞いでしまうため、体温調節や体液を出すという身体の自然な
サイクルを乱してしまいます。また、アルミニウムを含むものが多く、
皮膚トラブルの原因になることもあります。

植物の抗菌効果の活用

私が植物の抗菌効果を強く感じた時のお話。
私は助産所で出産を経験しました。助産所の出産では、自然分娩が基本。
助産師が十分な体調管理を指導し、陣痛促進も自力で引き出せるよう
あらゆる方法で分娩を進めていきます。そして、出産後に膣が裂けた場合
縫合も助産師が行います。
縫合後はそこから感染しないよう清潔に保つ必要があります。
でも、出産後も膣からは出血が続き、清潔を保つことが難しい…。
そんな時、助産所で配られるのが『ラベンダーのハーブウォーター』です。
私はそんなことも知らず、「いい香りのスプレーだな」とただただ嬉しくて
好んで使っていました。抜糸後も陰部の臭いを防いでくれるので、
なくなるまでは、生理のたびに使っていました。


ハーブウォーターとは、精油を採油する際に出る植物を蒸した後に出る
蒸留水のことです。精油はごく少量の成分の濃いオイルですが、
抽出に使う水にも植物の成分は十分残っていて、効果も認められています。
精油のように凝縮されたものでない分、成分は弱いですが、
副作用が精油に比べればほとんどなく、活用しやすいです。

また、安価なのも嬉しいところです!



生理や織り物の多い時期に、臭いが気になる方も多いですよね?
こういったデリケートゾーンでも、安心して使えるのがハーブウォーター。
私は化粧水の代わりにもしています。そのままハーブウォーターを
化粧水として使ってもいいですし、手作り化粧水の精製水の部分を
ハーブウォーターにするのもいいです。

手作りデオドラント

お好みの精油   10滴
無水エタノール    5ml
精製水     20ml
スプレー容器.    1個

精油で作る場合の配合例です。
お好みの精油では抗菌作用が強いものがおすすめ。
・ティートゥリー
・パルマローザ
・ラベンダーアングスティフォリア
・ゼラニウム    などなど

ハーブウォーターだけの使用もおすすめです。
抗菌作用の強いとされるクローブもハーブウォーターでは
簡単に活用ができるのも嬉しいです。香りは独特ですが、
腋窩や陰部の臭いを防ぐのには優れていますよ。
アルコールに弱い方にはこちらがおすすめです。

体臭の予防と改善

体臭は生活習慣で大きく変化するものです。
夏の時期には汗の量が増えるため、雑菌がつくなどして臭いが
強くなりやすいです。そういった、雑菌による臭いは植物の
抗菌作用でも十分賄えるものだと感じます。
ハーブウォーターでは弱いと感じられる方は、精油もつけることで
より肌も守ってくれますし、効果を持続できます。
また、使うことで
自己免疫を高めてくれたり、
ストレス軽減に繋がったり、
自律神経を整えてくれたり。
そういった副反応が好転へ向けて動いてくれることも
とても大きな効果だと感じています。

嫌なものに蓋をしたり、徹底的に殺菌したり、
そういう対処にはこちら側にも良くない影響を
及ぼしかねないのです。
自分を大切にして、周りにも優しく居られる
そんな対処法を選んでいきたいなと思っています。


手作り化粧水についても、また記事を掲載しますね。

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