誰でもなれる「字書き」になる方法

どうも、腐女子です。
第一声がこれってどうなんだろ、と思いつつも、これから書こうとしている内容において私の自己紹介なんてこんな情報だけで充分でしょう。もう少し詳しく書きますと、私は創作するタイプのオタクで、細々とジャンルを移動しながら創作活動を続けています。かれこれもう10年以上はこの沼に沈んでおります。

ただ創作といっても、私はいわゆる絵師ではなく、字書きです。
この名称がついたのは、わりと最近のような気がします。元々あったのかもしれませんが、少なくとも認知度が高くなったのは何だかんだでつい最近のような。単純に言えば、小説を書いています。推しCPの二次創作小説をちまちま書いていて、pixivに上げるといったことを最近はしています。

ほんの数年前は同人サイトだったのに。
腐女子でありながも夢女子でもあったので、夢小説サイトを運営していました。かれこれ10年間。日記でさえ三日坊主でろくに続かなかった私が何故こんなに長い間続けてこれたのか、今でもよく分かっていません。いわゆる推しの力なんでしょうか。

「字書き」について、ご存知でしょうか。
二次創作界隈だとイラストや漫画を描ける絵師の方がよく目にされるでしょうし、中には小説はあまり好きでは無いという方もいると思います。何なら「オタクだし、文学作品はよく読むけれど二次創作の小説はちょっと…」という方もいるのでは無いでしょうか。

色んな方がいて当然です。
オタクである以前に、そりゃ人間ですし。

ただ、ほんの少しだけ。
こういう世界もあるんだよということを知っていただけると、嬉しいです。興味を持っていただけると、もっと嬉しい。これを機に、自ジャンルの二次小説にも手を出してみると、新たな世界が広がるかもしれませんよ。


二次創作小説について、少しお話したいと思います。

小説は、日常生活を送る為の文字を読める人ならば誰でも書けるものです。
そこに高いハードルはありません。もちろん、言葉選びや表現の仕方などのセンスや国語の知識があれば、より良いものが書けるのは百も承知でしょうが、書くだけならば誰でも出来ます。必要なのは、推しへの愛だけ。あとはスマホに入っているメモアプリとかがあれば、楽に書けます。流石何でも出来るスマホ様。

他の字書きの方々はどうか分かりませんが、私はスマホのメモアプリを多用しています。
ただ、備え付けてあるメモアプリではなくて、様々なアプリを試しながら自分に合うものを選んで使っています。小説の下書きが溜まってきたなと感じたら、新しいメモアプリを探してダウンロードするということを繰り返しています。
自分の中で、これだけは譲れないという条件はこんな感じです。

・無料（最重要）
・文字数が表示される
・コピペが簡単
・複数のフォルダが作れて、色分けが可能
・文字の大きさがほどほどに適している
・（あまり広告がうるさくない）

自分が使いやすいメモアプリを見つけたら、あとは簡単にフォルダを分けてから、ちまちま書いていきます。

フォルダはざっくり分けて三種類ほど。
「ネタ」「書きかけ」「上げたもの」というように、まず初めにネタ作りからスタートします。ネタというか、自分の好きなものを片っ端から思いつく限り書いていきます。
自分の好きな設定とか、書きたいパロディの世界観とか、どのCPでも一度は通りたい最萌えシチュエーションとか。それと使ってみたい台詞なども良いと思います。
ただ単語の羅列だけで良いです。とにかく書き殴ってひたすら文字を埋めれば良いのです。その中で何か光るものがあれば、儲けもの。

あとはそのネタで、短い話を書きます。
目標はとりあえず800字程度。
原稿用紙二枚分ほどになるそうです。いわゆるSS（ショートストーリー）という長さの小説です。ただ、最近だとTwitter小説などもあるので、文字数は自分の満足いくほど書いたらで十分だと思います。

小説を書くにあたって、プロットとかそういうものを作った方が良いんですが、私は苦手なので書いてません。本当に欲望のまま書き綴ってますので、自分でも予想外の展開になったりもします。それはそれで面白いので一興。
実に個人的な書き方をご紹介しただけですので、「他にもこんな方法で書いてるよ！」なんてのがあれば、ぜひ皆様に合った方法で書いてみてください。
あとネタ出しの方法で何か良いやり方があれば教えてください。