推しと私のディスタンス

あけましたね。
新年の挨拶をしすぎたのでこれくらいにして、早速本題へ。

私には推しがいます。若手のお笑い芸人さんです。
いろんなコンビが好きで、ちょっと面白い芸人さんを見つけるとすぐにライブに行っています。

私にとって元来推しとは、舞台の上の人。住む世界が違う人、そう思っていました。が…
最近、その価値観が徐々に変わってきました。

半年前、お笑いにハマって分かったこと、それはファンとの距離がとにかく近いこと。
出待ちをするファンも多く、私もそのうちの一人になりつつあります。
多くの芸人さんは優しく「サインしましょうか？」「写真撮りましょうか？」とファンに話しかけてくれます。
凄く嬉しい。

けど、私はそんな優しさに時々不安になります。
私の存在が負担になってはいないか、ご迷惑をかけているんじゃないか。
私は、推しに迷惑をかけるファンにだけはなりたくない、推しにとってマナーの守れる礼儀正しいファンでありたい。そんな風に思います。

でも、出待ちをして応援してる思いを伝えることができるのも事実で、そんなファンの方々が駆け出しの芸人さんの支えになっている事もあると思います。
その逆で私自身も嫌なことや疲れている時に、応援している方の出待ちをして元気を貰えます。

今はSNSで簡単に推しにメッセージが送れるし、スマートフォンで簡単に撮影ができてしまいます。
だからこそ、私は距離を詰め過ぎず、しっかりついていくファンになりたいのです。

また、推しに嫌われたくない、という気持ちと同時に｢推しのファン｣であることを思い出してしまいます。
どういうことかというと、他の方のファンの目には私は「〇〇さんのファンの人」という写り方をしています。
だから、私が何か粗相をしたら「〇〇ファンはマナー悪い」と見られてしまうのです。
ファンのマナーがなっていないと、本人にも迷惑をかけてしまいます。
そのプレッシャーもあり、私は萎縮してしまいます。

だけど、出待ちをしなくても、お話できなくても、ステージ上で輝く推しを見られれば、それでいいのかな、なんて思います。
そんなプラスとマイナスの感情がずっとぐるぐる堂々巡りを続けながら今日も推しを推しています。

みなさんは推しとの接し方、距離のとり方はどうしていますか？
きっと正解なんてないだろうけど、私の理想の推し方を見つけられるまで模索してみようと思います。

それでは今日は眠いのでこのあたりで。
バイバイ。