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75%のレジュメはAIによってはじかれる



目まぐるしく新しいAIツールが作られている中、もちろん採用の現場でもAIが活用されています。

その中の一つが、レジュメスクリーニング。日本語だと「書類選考」です。

大企業になればなるほど、毎日、膨大な数の応募を処理しなければいけません。すべてのレジュメに目を通すのは実質的に不可能。そこで使われるのがAIです。

特に、英文レジュメを提出しなければいけない外資系企業ではよく使われています。

求人と候補者の経験がどれだけマッチしているか? どれくらい必須要件を満たしているか? 

これを、人事担当者が見る前に、AIが先に見てくれるんです。AIによって足切りされているということですね。

せっかく頑張って作った英文レジュメ。そのうち75%が人に見られることなく、AIによって足切りとなります😨

AIによって足切りされるのはなぜ?


AIにはじかれてしまう1つの原因に「自己流」があります。日本人がやってしまいがち。

英文レジュメは、単に履歴書を英語に訳したものではありません。

好きなように経験と学歴を書けばいいのではありません。

英文レジュメには「型」がちゃんとあります。それに沿って作成できないと、AIは内容を読み取ることができません。


自分に合ったフォーマットで正しく作成する


そこで大事なのが、フォーマットです。

一般的に、英文レジュメのフォーマットは3種類あります。

  • Chronological :クロノロジカル・レジュメ

  • Functional :ファンクショナル・レジュメ

  • Combination :コンビネーション・レジュメ

この中で最もよく使われるのがクロノロジカル・レジュメです。最もよく見るタイプなので、人事担当者にとってもAIにとっても読みやすく、好まれる傾向があります。

AIは、イレギュラーなフォーマットが嫌いです。ちゃんと決まった流れに沿って作ってあげると、AIに好まれる英文レジュメができます。

フォーマットの基礎についてはこの記事でご紹介しています。
【英文レジュメの正しい書き方】自分に合ったフォーマットを選ぼう


必要な情報と不必要な情報


AIにフレンドリーな英文レジュメを作るには、もう一つポイントがあります。

必要な情報、不必要な情報をちゃんと知ること。

例えば、英文レジュメに含めないものはこんなものがあります。


【英文レジュメに不必要な項目】

  • Marital Status(配偶者の有無)

  • Gender(性別)

  • Date of Birth(生年月日)

  • Age(年齢)

  • Nationality(国籍)

  • References(リファレンス)

  • SNS(ただしLinkedInはOK)

  • その他ネガティブな情報(退職理由など)

え、こんなことまでダメなの?と思いますよね。ちゃんとグローバルスタンダードに沿った英文レジュメを作りましょうね。

英文レジュメに必要な項目については、こちらの記事でご紹介しています。
▶英文レジュメの必須項目と書き方のポイント|英文レジュメの正しい書き方


いかがでしたか?

英文レジュメを作るのは、全然難しくないですが、こういうことを知っていないとそもそも人間に見られないので、面接まで進めません。

外資系企業で採用をする中で、私はAIを100%信用できないので、すべてのレジュメを自分で確認しています。

経験は良いのにこれじゃAIに落とされちゃうなぁ

と思う英文レジュメがほとんど。グローバルに活躍したいなら、ちゃんとした英文レジュメの書き方を知っていないと。

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