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2024年2月の暮らし

1ヶ月を大切に過ごすために、月初に暮らしかたの目標を立てています。
(月の終わりには記したことを振り返って追記します。)
2月は少しご報告もあり長くなってしまいますが、読んで頂けると嬉しいです。

2月は住居を引越します

3年半住んだ今の家から、平沢区内の別の家に引っ越します。
シェアメイトの森ちゃんとは変わらずよき同居人として暮らしていて、彼女がこのまま今の家に住み続けます。

なぜ引越すことになったのか?

引っ越しのきっかけやどこに住むかの選択肢は色々あったのですが、決め手になった一番の理由は"共同体みたいなものを作りたくなったから"と思っています。

短期・中期の宿泊施設を運営し、ガイドなど地域の案内や観光商品の造成をしながらずっと感じていたのは、平沢の暮らし良さは飽きることないすばらしいものだけど瞬間的にはわかりにくいということでした。
もちろんそれを瞬間的に感じてもらうために可視化させたり、仕込むのが商品造成なのですが、そうではない"この場所にただいる"状態が心地よいと思う価値観や感受性を持つ人たちへの接点づくりもしたくなりました。
自然の移ろいを感じたり、地域の人との関わりを最も自然にあたかも数年住んでいるように感じてもらうには、私の生活圏内に入ってもらうことが近道なのかなと。

得意なことを分け合う、共同体をつくりたい

同時にその家を営むのは一人ではなく、複数人がいいなと思いました。
世の中は資本主義で生活はお金に依存しますが、地方における生活コストが低いということは揺るがない利点だと思います。
なのでこの家も利用者のみなさんにたくさんお金を頂かなくても運営していける形を模索しています。
平沢にどっぷり暮らさなくても、この地域に関心を寄せる人々が心地よく感じる程度の密すぎないコミュニティを、金銭ではなくその人が持つ得意分野の分け合いで営まれていくといいなと。

家の特徴

これから住む、通称"青い屋根の家"は土地が400坪ぐらいあります。
主屋は40坪を超え、1Fに水回りとリビング、客室。2Fに個室が3つ。
敷地内には一部が林、木工小屋と別棟で小さな小屋。
季節ごとに花が咲き、庭に実がなる木がいくつもあって山菜もたくさん採れる。
目の前は川が流れ、本通りから離れるので静かな場所です。


青い屋根の家。手前の赤い屋根は小屋。敷地はさらに左右に広がっています。

家の使い道

主に私が住むほか、2拠点で週に半分程度暮らす人が1-2名いるイメージです。
家賃はほとんど頂きません。シェアメイトになる人々はその人の得意なことで、共同体に何かを還元してもらえたらと話しをしています。
(部屋に空きがでたら随時募集予定)
1Fに1部屋個室があるので、週に半分程度は2名までのゲストを受け入れるゲストハウスとして稼働予定です。
春に立ち上げる団体の打ち合わせ拠点になったり、数日泊り込む人がいたり、信頼できる人が常に出入りするイメージ。
庭の小屋では漆器職人さんが工房を構えることになりました。
私が食べるには余りに多い自然の恵みを採りにくる人がいいたらいいな、春から木工関係の方も平沢に引っ越して来られるので木工室も自由に使ってもらえたらいいなぁと妄想しています。

と、いうことで引越しは友人たちに手伝ってもらい業者さんには頼らずです。
新しい生活のスタートが楽しみです。


3年半前、今の家もたくさんの方々のご協力あってスタートできた暮らしでした。
安心して快適に過ごせる家があったから、今の活動の全てがあります。
ありがとうございました!

この頃は家もDIY、日々別荘もDIYで常に工事現場にいる感じだった
今の家のDIYはほとんど森ちゃんが担当してくれていました



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