チーズって何?
美味しく食べられればそれでいいんですけど、
ふと、そもそも論を考えてしまうこと、
私はちょいちょいあるんですよね。
チーズの定義って、なに?と。
まぁ、一言でいえばチーズは、乳製品です。
牛や羊やヤギ、水牛などの動物のミルク(乳)を固めて水分を抜いたものです。
乳を固めて水分を抜いたもの。
これが、ナチュラルチーズです。
単純でしょ。
固める方法やら、水分の抜き方、こっから熟成させたものとか色々ありますが、チーズは全部コレです。乳を固めて水分を抜いたもの。
逆に、固める方法やら水分の抜き方、熟成の方法が色々あるから、あんなにもたくさんチーズの種類があるんですけどね。
種類が違えば味わいも違う。
保存期間も違う。食べ方も変わってくる。
で、ややこしい、難しい、
だから取っつきにくい、
そんなふうに思われちゃうんだけど、
元々は単純。
要は、造り方のパターンさえ分かればなんてことはない。
私がチーズに興味を持ったのがまさにコレで。
色んな種類があるけど何が違うんだ?
なんで硬いのと軟らかいのがあるの?
なんでカビ生やす⁈
ナチュラルチーズとプロセスチーズって?
そもそもチーズって何よ⁈
…子どもの「何で?なんで⁈」と一緒です^ ^;
自分で断片的に色々調べていくうちに、どんどん興味を持っちゃって、
これはもう、一からちゃんと勉強しよ!になって、チーズプロフェッショナルを目指したわけです。
チーズが何かと言われたら、
乳を固めて水分を抜いたもの、です。
これが、ナチュラルチーズ。
じゃあ、プロセスチーズは何かってかと言うと、
ナチュラルチーズを粉砕し加熱溶解して乳化剤を加えて固めたもの
です。
まずナチュラルチーズありき、なんです。
わざわざ1工程2工程手間かけて、別のチーズにしてるんです。
手間かけてるならプロセスチーズの方が高くても良さそうだけど、
ナチュラルチーズの方が圧倒的に高いのはなぜ?
それは、チーズ造りとは関係ない、
時代の流れと政治経済の思惑、なのです…
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