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アドヴェント(待降節)

時代遅れであろうがなかろうが、私の考えるクリスマスは、とてもシンプルなものだ。それは、ただ他の人たちを愛すること。そう考えてみると、それをするのにクリスマスまで待つ必要はないよね。
-ボブ・ホープ

今日はアドヴェントの第一日曜日。アドヴェントとは、キリスト教社会においてクリスマスを待つ期間とされる「待降節」のこと。ドイツを中心にしたカソリック信仰の色濃いヨーロッパ地域において、イエス・キリストの降誕を待ち望む4週間のことをいいます。

アドヴェントの期間中に飾るリースに、4本のキャンドルを立てたものがありますが、これを「アドヴェントリース」といいます。

常緑樹で作ったリースの上のキャンドルは、毎週1本ずつ灯りが点され、4本目に灯が点れば、いよいよクリスマスです。

リースの丸い形は歳月の循環や太陽の動きに喩えられ、それは「永遠・恒常性」の象徴とされています。またリースに使われる常緑樹は「生命力」をあらわし、そこにあしらわれるリンゴや、種子をもつ植物は「新しい生命への希望」という意味があります。

いまはクリスマスのアイテムにも様々なバリエーションがあり、ゆく先々で目を楽しませてくれますが、お家の中では、ぜひこのようなクリスマスにちなんだ植物やアイテムを、象徴的に飾っていただけたら、花屋としても嬉しい気持ちです。今日もよい一日を。





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