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2023年7月23日のLa dolce vita/甘い生活

関内Venusでの”Summer Sloth”ライブにお越し下さった皆さまありがとうございました!

スーパーフルーティストのERiSAちゃんが遊びに来てくれて元気100倍でした❤︎ ERiSAちゃんって猫みたい。可愛くて、柔らかくて、いてくれるだけで何だかとっても癒される。フルート吹いたら度肝を抜かれるけどね!9/6にはCotton Club出演だって🌈🦄✨Fantastic!


Venusライブの次の日、ええ!?Bossa Nova & 夏の曲特集だったの?行きたかった〜というお声多数(笑)も〜う、だから今来ないと夏が終わっちゃうよって言ったじゃん!

和音への深い素養と鋭敏な感覚に根差した繊細なタッチとハーモニー、浅川太平さんの弾くBossa Novaはとても美しかったです。私の知る限りBossa Novaをたくさん演奏するライブをやっていらっしゃるのをお見かけしないので、実は貴重な機会だったのでは。

DAWでデジタルに作られたので譜面化されていない私のオリジナル曲のアコースティックヴァージョンも全てその場の即興で。ポップスのオリジナル曲を即興で弾いてあれだけ成り立つ…どころか、とてつもなく美しいという意味がわからない。

オリジナルヴァージョンのビートは新音楽制作工房の田島浩一郎さん作。何回聴いてもうっとり。エンジニアの向さんのお仕事も素晴らしい。

原曲はこちら↓
https://big-up.style/mfD9KEBcKs

ライブの次の日、昨日は新音楽制作工房というか菊地成孔門下生の皆とスタジオで、また凄い音楽ばかりが飛び交い、相変わらず天才達に囲まれる日々。

認識できることと、それが身体からの発露になること。

優れた音楽家には私には聴こえない言語が聴こえていて、でも私は、その私には聴こえない言語から生み出された、私にも聴こえる言語を聴き、時には歌うことができる。

次回、関内Venusでのデュオ出演は8/24(木)、ぎりぎり終わりゆく夏の曲ができるね。

このライブの後は、浅川さんとはDJプレイを絡めたまた全く別のコンセプチュアルなライブが決まっているので(こちらもかなり面白くなりそう)Bossa Novaへの大いなる接近はこの夏はこれが最後になります。

今から予定してね。Don’t miss it!

そして今夜はふと思い立ち、宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』観てきたのですが、とてもよかったです。82歳になって、あんなにフレッシュで整合性の取れないフェティッシュ満載の映画を作れることが素晴らしいと思いました。大林宣彦監督署の『海辺の映画館―キネマの玉手箱』を観たときと同じような感覚。

むしろ82歳だからあんなにフレッシュであれるのかもしれない。でも確率って個人の人生においては全くあてにならないので、私だって今この瞬間に自分のフェティッシュ満載の作品を日々作り続けるべきだし、フェティッシュ満載の発言をするべきだし、そう存在するべきなのだと、あらためて思いました。

最初から最後まで自分が自分であり続けること以上の世界へのギフトってあるでしょうか。いろんなキャラクターがいたら物語が面白いでしょう?というかそれ以外にできることってなくない?

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