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読書感想文~手放す練習

こんにちは、ともです。
今回は、「手放す練習 ミニマリスト しぶ 著」を読みました。
ミニマリストの第一人者とも言えるしぶさんの2冊目の著書です。前回同様、しぶさんの人生観や生活スタイルについて詳しく書かれた本でした。

まず序盤に、しぶさんの所有している数少ないアイテムが写真と共にまとめられています。ミニマリズム初心者の僕には、とても参考になるページでした。ポップインアラジン(天井植込み型プロジェクター)、折り畳みスツール、財布機能付スマホケースなど、しぶさんを真似て購入したものも少なくありません。

ミニマリストの定義

ミニマリストは極限までものを減らす人と思われがちですが、著者はミニマリストの定義を「強調するためにあえて減らす人」としています。リンゴマークを目立たせる為のApple製品が良い例でしょうか。

減らすことは心の余裕に繋がる

地震や感染症流行など、ここ数十年は様々な災害に悩まされた期間でした。そしてその度に、日用品の買い占めなど、不安に煽られた不適切な行動が目立つようになりました。このような行動は、心に余裕が無いためにしてしまうことでしょう。自分の使う量が分からなくて不安になる、いつもたくさん備えてあるから備えが減るのが怖くなる、などです。有事の買い占めは人に迷惑をかけてしまう行為ですので、避けたいですね。本書内の言葉を引用すると、「うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる」だそうです。

「生活の無駄を無くす」

お金に関しても、余裕がなければ不適切な行動をしてしまうものです。昨年まで収入の全てを浪費にまわし、さらに仕事を増やそうとしていた僕のように…
大切なのは、「ミニマムライフコスト」をさげて、お金に関しても余裕ある生活をすること。それだけで日々のストレスの多くが解消されます。
また、副業をする上でもお金の余裕の重要性が書かれています。「会社に勤めながら副業を始めた人」は、「会社をやめて起業した人」よりも3割以上成功確率が高いそうです。一概に比較することは出来ないでしょうが、「生活費は本業で稼げる」という心の余裕が、成功の一助になることは間違いないでしょう。

ここに書いた内容は、本書のほんの一部です。ミニマリストとして生きるメリットや、具体的な方法について詳しく書かれていますので、興味のある方はぜひ読んでみてください✨

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