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最強の煮干しつけ麺

今日(もう昨日か!)の昼は友人の家に電子レンジを貰いに行く予定だったので、オール明けの重い身体に鞭打って支度をする。
無事電子レンジを受け取って次なる予定の地へと向かう。

サークルの後輩とラーメン。
目的地は蒲田の名店、煮干しつけ麺 宮元

煮干しつけ麺 宮元
東京都大田区西蒲田7-8-1
https://twitter.com/tukemenmiyamoto

居酒屋のキャッチをかわしながら雨降る夜の蒲田を歩く。そうして駅西口から5分ほどしたところに突然現れるお店。
天気のせいかそれほど混んでない。

煮干しの芳醇な香りが店外まで滲み出ている。4度目の来店だが今だに入店前には胸が高鳴る。
看板の「極濃煮干しつけ麺」の食券を購入し席に着く。後輩も同様の注文だ。
ここの厨房は活気があって、スタッフの方々がとても楽しそうに仕事をしているので提供までの待ち時間も退屈しない。

そうして5分ほどで着丼。ドン!!

つけダレからはこれでもかとばかりに煮干しが香ってくる。興奮する気持ちを抑え、まずはオンリー麺啜り。
「...美味い」
本当に美味いものを食べた時の感想は至ってシンプルだ。どんな飾り言葉でさえ蛇足になってしまう。強いて言うなら小麦由来の甘み、そして質感が素晴らしい。

麺の個人技をしっかり味わったところで、ようやく一級品のつけダレと絡めて頂く。
押し寄せるような強い煮干し感が口を満たす。煮干しの旨味のみが残され、動物系由来の甘みと黄金のコンビネーション。
あとは、考えることを止めて無心に啜るだけ。添えられた柚子のスッキリ感が時折鼻を抜ける。

麺を食べ終えてもまだ終わりではない。つけ麺は「スープ割り」も楽しめるからだ。
割りスープとて抜かりなく、つけダレの濃ゆさを中和しつつ新たな旨味を加える。
気付いたら最後の一滴まで飲み干してしまっていた。

「やっぱり美味いね」
後輩も笑顔でうなづく。どうやら満足してくれたよう。

¥850とやや高価格ではあるが、それに見合ったバリューを持っている一杯。蒲田に立ち寄った際は是非とも味わってほしい。

#日記 #ラーメン #つけ麺

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