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低迷の20代、バイトも含めの転職族!

「大学卒業したのに就職できず、実家に帰ってきました」的なレッテルを自分で貼って、でも病気だからっていう言い訳もくっつけていた。

バイトと事務職を転々としていて、何が一番最初だったか覚えていない。

確かいちばん最初の事務職はベンチャー企業だった(でも誰もが知ってる大手企業の人が立ち上げた会社)。右も左もわからないから、事務職の基本もわからなかった私も悪いのだけど、何も教えられることなく通勤して言われることをこなしていた。立ち上げたばかりの会社だったからそんなに仕事があったようにも思わないんだけど。
そんなある日突然社長から呼び出され、
「お前に足りないものはなんだ?」と聞かれた、
素直で勘のいい私(ココは自分で言わせてくれ)は
「やる気?ですかね」と答えた気がする。

「そうだ、だから明日から来なくていい」

そんな感じの会話だったと思う。
荷物をまとめて帰った。駅までの道で悔しいのと悲しいのと、なんでなのかわからないのとで、涙がでた。ドラマとかで外歩きながら泣いてるの観ると、いやこんな歩きながら泣くわけないわ〜て思っていたけど、泣くんだな。

その仕事が(まぁどの事務職も)好きではなかったけど、お母さんになんて言おうって思って「明日はお弁当いらない」っていうのが精一杯だったな。

そのあとはしばらくカフェで働いた。
フラ〜っと寄ったバイト先で長く続くパターンが多い。
楽しかった。社員になろうかな、とか考えたけど飲食業の厳しさは知っていたからそこには踏み込まなかった。

途中、何を思ったかアパレルのバイトもした。
ラフォーレ配属になって、毎日ビビりながら出勤してた。
「あなたの個性を活かしてほしい」と言われて入ったのに
「そこら辺歩いている子と同じような格好はしないで」と言われ、まだ給与も出てないのに上下合わせて8万くらいする服を買わされた。
一番忙しくなるバーゲン前に辞めるといったら「立ってるだけでもいい」と言われた。やるか!!

そんで、またカフェのバイトに戻ったんだけど、たまたまその頃同級生(入社3年目とかかな)がバイト先近辺で何人か現れて、仕事帰りだったり、仕事の打ち合わせだったり、下見だったり。それを見たときにこのままバイトじゃいけないんだって思って就活した。

貿易会社に入ることができた。
部署の人たちは優しかった。
だけど、リーマンショックの影響が大きかった。
人員削減はしません!と言っていた会社の方針も大きく変わったようだ。
入社1年目、あっさりリストラ。

そのあと、知り合いの紹介で小さい(自称)広告代理店に入ったんだけど、まぁユルユルで、よかったけど(笑
だけど30歳手前でこの会社じゃダメだよなぁと思って、転職をする。

最後の事務職はまぁ上司と合わない合わない(貿易会社以外は全部だけど)
上司と合わないのも今となっては納得いくんだけどね。
とにかく辞めたくて仕方なかった。

20代前半は病気のこともあって、飲まないけど大好きな仲間との集まりは大好きだったのに、飲み会は泣く泣く断った。海外旅行も時差がどう影響するかわからなくて、遠ざかっていった。

それなりに楽しいことも、出会いもあったけど、
大きな括りでみると、すごく足掻いてもがいて、苦しい時期だった。

こういう私の組織に属さない、上司と上手くいかない、20代低迷とかも
やっぱり後から納得いくことになる(インド占星術もその一つ)


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