【0から最終面接まで】総合コンサル対策の本質 徹底解説【1万字越え】【効率厨】
はじめに(読み飛ばしてもOK)
【自己紹介】
はじめまして!26卒のSakiと申します🙂
総合コンサルに絞って就職活動をした結果、各選考ステップについて、かなり効率的かつ再現性の高い対策方法を見いだせたので、共有しようと思い立ちました!
なお、私自身の属性としては、東大院生、非留学、非体育会系、非選コミュ、ネカマです。😇
一定の学歴補正がかかっていることは否めませんが、同じ方法で対策した他大学の友人も同様に有利に就活を進めていたため、属性補正を抜きにしてもかなり効果が見込めるものと考えています!
なお、本noteでは「総コンの」GDや面接の攻略方法について議論していますが、業界によらない普遍的な内容も多分に含んでいるため、他業界をメインで志望されている方もぜひご一読いただければ幸いです🫡
【実績】
6月頭に初めて受けたGDでボコボコにされてから本気で就活を始めて、8月中旬時点で総合コンサルサマー13社エントリー中、12社でサマー獲得しました。
なお、この中でBIG4コンサルは5職種です。
内定をいただいたのは3社で、3社目で第一志望の某BIG4コンサルから内定をいただいたため終活しました🌸
また、サマー獲得に至った12社については、ジョブやジョブ後面接も含めて受けた選考は全て合格しました🫡
【目次】
結論
総コン無双に必要なのはケース力と情報力です。
確固たるケース力は、人物面接以外の全てを解決します。
ケース面接はもちろん、GDとジョブについても、ケース力で優位に立つことで安定して通過することができます。
そして、少なくとも総コン合格レベルのケース力は、効率的に取り組めば比較的短期間かつ高い再現性で身に付けることができます。(詳しくは後述します)
情報力は、対策の効率化に極めて大きく寄与します。
例えば企業研究や選考の情報を共有することで、多くの情報を集めると共に、情報の抜け漏れを防ぐことができます。
志望領域の近いリア友が少なくても全く問題ありません。
Xの就活垢でひたすら情報収集・情報交換をしましょう。
特に、就活垢の活用は、壁打ちを通してケース力を向上する上でも非常に重要です。
就活垢のコネクションを広げ、活用する方法については付録の項で後述しております。
選考フロー
一般的な総コン選考の流れを最初に示します。
エントリーシート
webテスト
GD
ジョブ前面接
人物
ケース
ジョブ
ジョブ後面接(最終面接)
本noteでは、上記の各ステップにおける対策ポイントを記載していきます。
1. エントリーシート
【守るべき構成】
コンサル就活の志望理由ESは、以下のフォーマットが最適解だと考えています。
成し遂げたい目標、ビジョン
その目標を抱いた原体験(ガクチカ)
その目標を達成するためにコンサルティング業界が最適である理由(Why コンサル)
その目標を達成するために、コンサルティング業界の中でも御社が最適である理由(Why 御社)
その目標を達成するために、御社の中でもその職種が最適である理由(Why 職種)
このフォーマットは24卒でEYに内定した友人から伝授されました。
実際にこのフォーマットで作成したところ、ES選考は全てのファームで通過しました。
学歴補正があるのでは、という反論も想定できますが、東大院の同期でもESで落ちている人は多数いたので、学歴に関わらず一定のクオリティは要求されており、このフォーマットはそのクオリティを担保する上で有効なものと考えております。
すごく簡単な例を以下に示します。
(私が貴社を志望する理由は)貴社の〇〇職の環境が、分野横断的な視点から社会課題を解決できる人物になるという私の目標達成に繋がると考えたからである。
この目標は、学会発表において、他分野の研究者の方からいただいたアドバイスで研究が大きく進展した経験から生まれた。分野間の協働によって生まれるシナジーの強力さを学び、この力で社会に貢献したいという目標を持った。
この目標を達成するためには、多様な専門性の協働により課題解決を繰り返すコンサルティング業界に身を置いて、経験を重ねることが有効である。
中でも、貴社の掲げる「専門性のかけ算による価値創造」というパーパスは私の目標に直結している。
さらに、貴社の職種の中でも、〇〇職は☓☓という理念を掲げており、これは私の目標と重なる部分が大きい。したがって、貴社の〇〇職としてこのストーリーを成し遂げることが私の目標達成に繋がると考え、志望した。
だいたいのイメージは伝わりましたか?
なお、Why 〇〇には、「〇〇じゃないと達成できない要素」を必ず含めるよう注意しましょう。
ありがちな例が、Whyコンサルで「チームでの課題解決に関心がある」と述べることです。これは最悪です。
大抵の会社が何らかのチームで何らかの課題の解決に取り組んでいるので、面接でほぼ確実に「それってどこの会社でもできるよね?」と聞かれます。
上の例はかなり極端ですが、Why 〇〇を考える際には必ず、「これって〇〇以外の場所でも達成できるのでは?」と自問するよう留意しましょう。
【内容面で意識すべきこと】
一番意識すべきなのは、ESで書いた内容は最終面接官にまで読まれるということです。締切直前に急いで書く人も散見されますが、個人的にはES作成にはしっかり時間を費やすべきだと考えています。
特に、志望理由系は一度作ってしまえばWhy コンサルのところまで使い回せるので、時間をかけてクオリティの高いものを作るべきです。
ESを適当に書いたせいで、面接用に作ったガクチカや志望理由と矛盾が生じてしまい、最終面接前に頭を抱える人はかなり多いです。
また、目標の部分については会社のパーパスに応じて多少調整しましょう。
例えば、上の例では目標を「分野横断的な視点から社会課題を解決できる人物になる」としていましたが、「未来の創造」をパーパスとして掲げている会社に提出する際は、「分野横断的な視点から社会課題を解決し、より良い未来を創造する人物になる」と一文加えるイメージです。
2. Webテスト
【概観】
Webテストは一言で表すと「バレない不正は不正ではない」という、NARUTOの中忍試験みたいな状態です。
本noteでは決して不正の推奨はしませんが、事実として不正が横行していることは把握した上で、慎重に戦い方を選ぶ必要はあるとは思います。
また、ネットで出回っている回答集はかなり信頼性に欠けるものが多いです。
結局2週間くらい本気で対策した方が、誰が作ったのかも分からない回答集に依存するよりも良い結果を得られるのではないか、と個人的には考えています。
真面目に勉強する方に向けて、主要試験別のおすすめ対策本を記載します。ある程度の難易度の大学に合格する程度の地頭があれば、基本的に一冊やりこめば通過レベルに達するので、ここに時間を費やすのは得策ではないです。
【私が行っていた対策】
SPI(テストセンター含む)
2026 最新版 史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集
玉手箱
これが本当のWebテストだ!(1) 2026年度版 【玉手箱・C-GAB編】
TG-Web
これが本当のWebテストだ!(2) 2026年度版 【TG-WEB・ヒューマネージ社のテストセンター編】
なお、非言語に不安がある方は追加で以下の書籍に取り組めば盤石です。
上・中級公務員標準判断推理 改訂版: 確かな解答力が身につく基本書
3. GD
【概観】
書籍「議論する力を鍛えるディスカッションノート」からの引用になりますが、GD突破力=発言の質×発言の量です。
この2つの因数について、向上の方法を記します。
【発言の質】
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