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直接攻略

「ファン」と「アイドル」じゃ足りないです。

アイドルになる前、私の毎日はまるで地獄のようでした。

14歳から父親からの⚪︎的暴力が日常で、家は安心できる場所ではなく、ただ息を潜めて過ごす場所に過ぎませんでした。

心の中で「愛されたい」という気持ちは膨らむばかりで、誰かに優しくされることを夢見ていました。

でも、その夢は家庭の中では決して叶うことはありませんでした。

それでも、心のどこかで信じていたんです。

いつか自分も愛される存在になれると。

特に年上の男性、私にとってはおじさんたちに愛されることで、自分の存在を確かめたいと強く思いました。

父親とは違う、温かくて優しい人たちに認めてもらいたかったのです。

そんな思いが私をアイドルへの道に導きました。テレビで見るアイドルたちは、皆に愛され、輝いていました。

私もそんなふうになりたいと思いました。

ステージの上で笑顔を振りまき、多くの人に見つめられ、愛される。そんな生活が私を救ってくれると信じていました。

でも、現実は思った以上に厳しかったです。

アイドルになれば、すべてがバラ色になるわけではありませんでした。

確かに、ステージに立ってファンからの声援を受ける瞬間は、一時的な幸福感に包まれました。

愛されるために、必死に努力してきました。でも、心の中にある「本当の自分」は満たされることはありませんでした。

アイドルとしての私と、愛されたいと願う「私自身」との間には、
いつも深い溝があったんです。

ステージの裏側では、まだ過去のトラウマが私を苦しめ続けていました。

どれだけ「アイドル」と「ファン」の形で愛されても、
心の奥底には消えない孤独と不安がありました。

今でも、その影響は私の中に色濃く残っています。

愛されたい、その願いは変わらないけれど、まだ私はその途中にいるのかもしれません。

SNSも初めて、多くの人に愛されるようになった今でも、心の中の孤独は完全には消えていません。

誰かに愛されるために、そして自分自身を愛せるようになるために。

こうして私は「ファンの直接攻略」を始めました。
続きはまた書きます。

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