2021年個人的バーチャルアーティスト楽曲(兼MV)選
2021年Vtuber楽曲大賞の投票結果が発表されていたので、上位30位の中に挙がらなかった好きな楽曲を纏めてみました。個人的な趣向で、Vtuberというよりはバーチャルアーティストの属性に偏向気味です。また、MVも含めての楽曲作品だと思っているので、動画MVありの場合はそれも込みで評価しています。
Defiant Deadman Dance/えのぐ
とりあえずビールということで、推しの正統派VRアイドル『えのぐ』の最新曲。すみませんいきなりバリバリに贔屓です。
2018年の初ステージ移行、バーチャルアイドル界において先駆者として常に走り続けているえのぐ。長年活動し続けているだけあって、フォーメーションダンス、特に息の合ったカノン(拍をずらして同じ振り付けをする、歌で言う輪唱)が魅せます。
楽曲としては素直なアニソンロックで、激しく鼓舞する歌詞と手数の多いドラムが良いです。暑苦しいアニソンロック大好きなので、えのぐの楽曲の中でもお気に入り。一番好きなポイントはラスサビ入りの"がなり"。アイドルとして崩れない程度に、かつしっかりした声の出し方で好き。
革命バーチャルリアリティ/VALIS
正確には昨年末(12/25)ですが、『神出鬼没のバーチャルサーカス団、VALIS(ヴァリス)』のオリジナル楽曲を。
カンザキイオリのキャッチーな楽曲に加えて、緻密なコンセプト、ハイクオリティの歌とダンスと、それを魅せるに足る純然たるテクノロジー。これこそが求めていたバーチャルアーティストのパフォーマンスMVだと思っています。コンセプト系のバーチャルアーティスト/アイドルとして間違いなく最強の一角です。実際のところ私の推しは先に挙げた「えのぐ」なのですが、もし順位をつけるなら今回はえのぐを抑えて1位にせざるを得ない程のクオリティ。
先日の1stワンマンライブで、顔こそ見せないものの中の人(公式はオリジンと呼称)がステージに立ちパフォーマンスを実施しました。バーチャルアーティストとして最高峰だと考えていただけに、私はまだその方向性を受け入れられていません。今後VALISのステージを見ていくかは正直分かりませんが、それはそれとして楽曲は追いかけていくと思います。当楽曲に続くオリジナルの「新世界ピグマリオン」、ダンスMVではないですが「天命系メルト」も圧倒的な完成度なので、そちらもぜひ見ていただきたいです。
CROWN feat. Mori Calliope / BOOGEY VOXX
バーチャルラッパーユニット『BOOGEY VOXX』と、海外向けVtuberグループ Hololive ENのラッパー『Mori Calliope』のコラボ楽曲。
明るくスローリーなテンポと歌唱力(ラップ力?)の高さで気に入っています。ラップパートが終わった後の高らかで力強い「幸せだ」がメチャクチャ良い。正味ラップは詳しくないから細かいことは分からないがとにかく良いです。
その他にソロでは、BOOGEY VOXXは今年じゃないけど「Go!! Go!! Undead!!!!!」、Calliopeは「end of a life」がオススメです。
キリカ/HIMEHINA
お子様にも人気があるらしい『ヒメヒナ』からも一曲。
映像、楽曲ともにアトリエシリーズのOPのような雰囲気。力強い声で人間讃歌的な歌詞を紡ぐのは割とヒメヒナのお家芸ですが、今作も遺憾なく発揮されていると思います。こちらもドラムの手数がやたら多い、流行りなのだろうか。
MVも真面目一辺倒ではなく、おちゃらけたカットが混じっていてらしさを感じます。なお、今回は控えめでしたが彼女らはダンスも結構なレベルですので、3Dつよつよ勢の一角としてチェックしていきたい所存です。
暁の約束を/YSS
VRChatを拠点に活動している(らしい)アーティストグループ、『YSS』。
とにかく楽曲の雰囲気作りが強いです。ジャンルはいろいろ手広くやっていますが、チルアウト系の楽曲が強いですね。映像も含めてエモさ極振り。絶対にもっと評価されるべきグループなので、とりあえず聴いて欲しいです。
「暁の約束を」の他には「RUINS WALKER」、「cosy catastrophe」がオススメ。どの曲も3桁再生で終わっていい訳がないので、人気出てくれマジで~頼む~!
私から挙げられるのは以上の5選になります。新規開拓もしたいのですが、ぶっちゃけもう自分でdigっていくのも難しい気がしているので、Vsinger/バーチャルアーティストのファンの皆さんも是非オススメ挙げてほしいです。見に行きます。
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