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冷やさないビールは美味しいの??

ビールの美味しい季節ですね。
今日は真夏日でしたので、
暑い外から帰ったらすぐにでも
ビールで喉を潤したいところです。

やっぱりビールはキンキンに冷えてないと!
と思いますよね。

え!
冷やさないで飲むビールもある?!

こんにちは!
旅する仮面の、さきです。

以前はワインしか飲まなかった私も
真夏のスペインで
暑い外での観光後に飲んだ
キンキンに冷えたビールが
とても美味しかったので、
それ以来ビールも好きになりました。

ビールは冷えていて当然、
まぁこれは本当にそうですが、
ビールの種類によっては
「ぬるい」ものもあるんですよね。

「ぬるい」ビールの種類は何なのか?

「ぬるい」ビールとは、
上面発酵のエールビールのこと。

そして通常冷やして飲む
日本の一般的な透明で黄金色のビールは
下面発酵のラガーです。

上面発酵・下面発酵とは

では、上面発酵、下面発酵とは何なのでしょう。

ビールはビール酵母によって作られますが、
その酵母は大きく二つに分けられます。

画像1

・上面発酵酵母
15から25度の温度で発酵して、
フルーティな香りを生み出します。

酵母が発酵液の表面に
浮かび上がる性質がある。
 ↑
これがエールビール

画像2

・下面発酵酵母
5から10度前後の温度で発酵して、
爽やかな喉越しのよいキレを生み出します。

酵母が下に沈んでの発酵
という性質がある。
 ↑
これがラガービール


「エール」といえば英国

「エール」というビールは英国の伝統的で
英国らしいものといえます。

英国でエールを頼まれたお客様が、
その「ぬるさ」によく驚かれてました。

決して冷やすことを忘れていたのではなく、
適温で提供されているものです。

エールビールの特徴

エールは約10から14度ほどで飲む時が
最も美味しい
と言われているからです。

エールはラガーと比べて香りが深く、
複雑な味わいが特徴。

ラガーと同様に冷えた温度だと
その特徴的な味が活かされず、
深みのある味わいを
感じることができないんですね。

ワインで例えてみると

冷やさないで味わいの深さを楽しむ赤ワインが
エールビール、

冷やして爽やかさを楽しむ白ワインが
ラガービール、

というところでしょうか。

ちなみに英国ではエールはぬるめで提供されますが、
ラガーのオーダーならちゃんと
冷えたビールが出てきますよ。

ラガー党のあなた、どうかご安心を!


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