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「やめる」が産んだもの

こんにちは、しゅうともです。
私は今3人の小さな会社で主に経理やウェブ周りの仕事をしています。

少し前から社内で新規事業立ち上げに向けてコミュニケーションをもっと図ろうと、ミーティングの回数が増えました。

平均して毎週2回のミーティングがあります。
時間は1時間半〜3時間くらい。

進捗の共有や今後の相談、タスクの整理、アイデア出しをしています。
ある週のミーティング(参加者は2人)が30分でお開きになったことがありました。
30分で終了したのではなく、予定したものをやめてお開きです。

理由は私の心身不調。

そんなんちゃんと自己管理しなさいよ!とか、別に熱が出てるわけでもないのに頑張りなさいよ!みたいな声がこれまでは私の中から聞こえてきていましたが、今はただただ中止の判断をしてくれたお相手に感謝しかありません。
予定通りに進まなくて申し訳ない気持ちはあります。

私にとってもまさかの中止のご提案だったので、いいの!?と驚きもありました。

でも、お開きにしましょう!という一言で気づいたことがあります。

「お開き」の意外な副産物

進捗状況的には予定より遅れているものがあったので、私としては頑張って取り戻したく、ミーティングで相談させてもらおうと思っていました。

  • 予定より遅れていることを隠さず共有、報告

  • 困っていることをストレートに伝えて、相談したいと素直にお願いする

これだけでも私の中では大きな変化です。

そしてミーティングで話すことによる気づき、閃きを期待してたんですが、進んでいない状況を共有する中で今日はやめましょう!ということになりました。

今となってはその時、感情も思考も陰極まっていたし、その状態で話しても良い閃きは来なかっただろうなと思うのです。

だけど自分からやめさせてください!と言う選択肢さえなかったので、やめましょう!と言ってもらえたのは本当に心の救いになりました。

ただ、その日、期限的に急ぎでやらなければいけない業務がありました。
事務的なものだったのでマニュアルや前回の様子を見返しながら、さほど時間もかけずに完了できる案件。

それだけ完了させたら、ゆっくり休んでください!と言ってもらえたので、一旦気にかかってることから離れることにしました。

雑務は想像力を助けるトリガーになる!?

ミーティングがお開きになった後、急ぎの雑務を終えてお仕事終了。

雑務の意味をGoogleで調べてみたところ
「こまごました種々の事務」のことだそうです。

なんとなく重要性が低いというイメージがあったんですが、そういう意味はなさそうですね。

時間管理のマトリクスで言うと雑務よりも【急ぎではないけど重要なこと】に時間を使おうと言われますが、この雑務が想像性・創造性を引き出すトリガーになる可能性があります。

特に創造に行き詰まった時はかなり助けになると今回実感しました。
雑務がいい感じに適度な集中・マインドフルネス状態になり脳がリセットされた感覚でした。

しかも雑務が終わるとそれはそれで清々しい気持ちも味わえます。小さな達成感にもなりますしね!

「やらなきゃ」から一瞬でも解放されると事態が進行される

この日、精神的にネガティブモードでしたし、身体的にも重だるくて眠かったので、雑務終了後お昼寝モードに入ったその瞬間に「あっ!今日の出来事をnoteで書こう!」とインスピレーションが降ってきました。
その時にすぐにメモした内容がこちら↓

  • ミーティング=業務連絡だけになっていないか?

  • 自分を繕うことなく現状を共有したらミーティングがお開きになった話

このメモをもとにこのnoteを書いています。

「やらなきゃ」の状況から一旦離れることで停滞していたものが一気に流れた今回の状況。

離れる手段としてすぐに切り上げて休むというのも良いですが、今回の場合は雑務効果も相まって得られた良い結果だと思います。

みなさんはオープンハートで自分の状態をお話できていますか?
休憩は取れていますか?雑務を嫌っていませんか?

働き方をほぐすきっかけになると嬉しいです!それではまた!

しゅうとも

働き方をほぐすメディア(仮)は、月に3回、同じ会社で働くSAKIとしゅうとも自身の働く・生きる経験をベースに、読んでくださる方と一緒にこれからの働き方を考えたくてnoteを書いています。

次回のnoteは12月10日に更新予定です。

それではまた次のnoteでお会いしましょう〜!

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