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20の美術展

2019年の大晦日は、Excelで2020年の首都圏展覧会一覧表を作っていた。
残念ながら昨年は評判の良い展覧会を結構見逃してしまった。会期末ぎりぎりに行こうとしていたのが仕事の調整ができなかったり、そんな展覧会があったのかと終わってから気づいたりもした。周囲の美術好き(美術史を大学で専攻していたので、実は学芸員の知り合いも複数にいる)と久しぶりに集まると、この前のあれ見た?とか今年の一番は〜と話が盛り上がるのが醍醐味なので、せっかく美術の話ができる機会なのに時事ネタについていけないと歯がゆい気持ちが残る1年。

去年の借金を返すわけでもないけれど、だから今年はなるべく多くの美術展に足を運びたいと思っている。
見逃さないように会期を控えておこうと思って、リスト作成に取り組んだ。

さて、2020年はどれだけの展覧会を見られるか。リストなんて作ってしまうとあれもこれもと目に入って、行けるものなら毎週ひとつと言いたいところ。ただ、少し守りに入って「年間20の展覧会を鑑賞する」ことを今年の目標に掲げてみた。目安、毎月ふたつくらい。

ちなみに、2月8日現在、6/20という結果。1,2月に終わる展覧会を慌てて見たのでペース配分が早いけれど、仕事が忙しくなると平日に美術館を訪れるのはなかなか難しくなりそうである。

数を積み重ねていくのはポイントラリーのように達成感があるけれども数を追い求めることにそれほど意味はない。それで、ひとつひとつの思い出を忘れないよう、ここで展覧会の感想を日々書き残していきたいと思った。文章を書き慣れていない上に鑑賞体験を消化するのに時間がかかるので、展覧会レポとしては流行遅れのような記事になってしまうかもしれないが、何も残さないよりはよいだろう。

2月になったといえ、先は長い。1年間、素晴らしい芸術作品と出会えることを楽しみに日々頑張っていこう。



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