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行きたくないなら、行かなくて良いよ。


インスタグラムのおすすめで流れてきた投稿に、ふと感じることがありました。

それは子育て漫画の投稿だったのですが、父親の単身赴任が決まり、寂しいと泣く小さい子供に母親がかけた言葉にぐっときたのです。

「どうしても離れたくない!ってなったら、パパの居るところに一緒に引っ越すことだってできるからね」

この言葉に、私の小さい頃の記憶が重なりました。


今の私の軸となっている経験

私が通っていた小学校では、小学5年生のときに自然学校という5泊6日の行事がありました。

当時の私は、親と離れ離れで5泊も寂しいしムリ!!行きたくない!!という気持ちで、5年生にあがった頃、毎晩母親に泣きつきながら訴えていた時期がありました。笑


最初の頃は「大丈夫大丈夫!行ったらきっと楽しいよ〜」と母は慰めてくれていたのですが、毎晩泣く私を見かねて(?)、「本当に行きたくなかったら、行かなかったらいいよ」と言ってくれたんです。

この言葉は当時の私にとっては目から鱗で、”無理してまで周りに合わせる必要はないんだ、自分のことは自分で決めていいんだ!”と自覚した経験でした。

(ちなみに、この言葉で心が急に軽くなり、泣きつく日々は終わりました。そして自然学校にも行き、最高に楽しかった思い出となっています。笑)


私が人生を楽天的に楽しめているのは、”自分のことは自分で意思決定して良い”という考え方が根底にあるからだと思います。


今回のインスタの子供達も、「パパと離れるのが辛かったら、引っ越すこともできる」と分かって、とっても安心しただろうなと思います。


人に対しても、自分に対しても、こんな風に声をかけられる人でありたいです。

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