新しい普通

霊界にあるエネルギーを人間にも認識できる形にすると、概念の領域に現れる。

概念の領域に現れたエネルギーは、数字によって方向付けされ、現象化に向かう。

概念を現象界に媒介するイメージは、象徴体系に基づく。

この象徴体系は黄道十二宮によって構成されている。

想念形態はこうして生成される。

概念をプロセス化する過程で避けて通れない象徴体系によって、意識は支配される。

したがって、その象徴体系がどのように構成されているのかを知ることは、無意識的に従ってしまう支配構造から意識を覚醒させる。

黄道十二宮が6のサイクルで構築されていることから、それを脱構築する新たな概念を現し、象徴体系を再構成する。

その手法の一つが、7のサイクルによる2π=420°=♡でデーカンの天使を再構成した天使暦である。

既存の黄道十二宮によって構築された想念形態を破壊するのではなく、活用することで、新たな概念とともに再生するということ。

しかし、6のサイクルだけがすべてだと思い込まされて生きてきた人にとっては、この新たな概念は脅威かもしれない。

なぜなら、半分だけしか認識できない世界に適応していた意識が、残りの半分を認識し真実が明らかになることによって、これまでの自己に破壊的な作用を及ぼすから。

そして、見えていた半分と見えなかった半分がひとつとなったとき、無限に瞬時に広がっている純粋意識の全体を構成する微細なひとつの粒子であったことがわかる。

既存の概念を超える新たな概念は、ひょっとすると、核兵器や生物兵器よりも危険なのかもしれない。

しかし新たな概念は自ずから現れてしまう。

それを抑止するために、宗教や学問がある。

ただこれだけではぬるいので、ウィルスや5Gなどで特定の周波数帯に意識を隔離するような方向に動いている。

それくらい既存の概念は、新たな概念によって覆されることに危機意識を持っている。

既存の概念が新たな概念を潰そうとすることが破壊的活動であり、新たな概念は、既存の概念を活用して再生させる。

新しい普通が現れることを誰も止められない。

既存の概念に留まって新たな概念が現れることを潰すのか、新たな概念によって既存の概念を再構築するのか、後戻りできない分岐点になる。

無意識的模倣による群集心理に埋没していると、そのサインを知覚できない。



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