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キャバクラを選んだ理由

キャバクラで働き始めたのは上京してからだ。

昼間の仕事だけでは生活が苦しかったから、夜も働こうと思っていた。
お酒が飲めないこと、お姉さんに気を遣うのが面倒だったこと、営業時間が長いこと、クラブは初期投資や経費がかかる等の理由があって、キャバクラに決めた。

お酒が飲めないのはクラブでは致命的。お姉さんに協力できなければ、指名をとるのは相当大変だし、それにキャバクラのような1対1の接客の方が楽だと思った。

初期投資とはドレスやヘアセット、お客さんへのプレゼントやアフターの付き合いも、上京したばかりでお金もなく、昼間の仕事を始めたばかりの私には面倒だった。

基本的にクラブは24:00くらいで終わるけど、当時のキャバクラはもっと長くやっているところもあったから、仕事が終わってからのバイトとして考えると長時間働ける方が良かった。

それに、当時はキャバ嬢雑誌Agehaが創刊されたころで、キャバクラは盛り上がっていたから、スカウトも多く、一番手っ取り早かったし時給も悪くなかった。

高級店やお客さんを持っている子はいくらでも高い時給の人がいるけど、最初でも3,000円くらいから始めることができる。
その後は売上で決まっていくけど、2,000円を下回ることはほとんどなかったし。今はどうなのだろう。

というわけで、関東ではいくつかのキャバクラで働くことになった。

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