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「根拠のない自信」があるから、一歩踏み出る無謀さが発揮される

僕たちは14歳までに何を学んだか

人間はいついなくなるかわからない存在だから、今日やれることはやっておこうという感覚を大事にして生きてきた。
一期一会という感覚に近いのかもしれない。それが僕の行動力の源泉だ。
初めて出会ったときも最初に印象を残そうとする。2度と会えないかもしれないと思えば、自分の人生のかけらを刻みつける気合いでプレゼンする。

何かの壁を突破しようとする者たちには共通して「根拠のない自信」が根底にある
ような気がしている。前進すればなんとかなるという感覚だ。
「根拠のない自信」があるから、一歩踏み出る無謀さが発揮される。計算し尽くしてからでは遅いし、全てのリスクを事前に読み解けるわけがない。

自分の子の精神的基盤に義務教育を修了する15歳くらいまでに、最低限の「根拠のない自信」が芽生えていれば良いと思う。
自己肯定感。自分は大丈夫だ、OKだ、将来は開けているし明るい、という前向きな心持ちのことだ
未知の世界に踏み出し続け、試行錯誤の中で無限に行動を修正していく

学校制度とは子供を標準化する装置。世の中で「信用(クレジット)」を蓄積していくための基礎技術。親がユニークな子に育ってほしいと願っていても、子供というのは基本的に他の子と違っていると不安になるという特性がある。ユニークな特徴をもった子に育って欲しいなら、その孤独に耐えるだけの「根拠の無い自信」を育ててあげなければならない。

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