見出し画像

目の前がぼやけてしまった

今日、大切な親友から「妊娠したんだよね」と嬉しい報告を受けた。本当に本当に、自分事のように嬉しかった。

辛い時も楽しい時も時間を共有し、何かあれば相談して、過去の色んなことを一緒に乗り越えてきた親友。そんな友人の子供と考えるだけで、幸せで幸せで…きっと彼女のような素敵な人に育つんだろうなぁと、今から想像できてしまうほどだった。幸せになってね。



天気にも風が強い日、穏やかな日があるように、人生にも困難な出来事が襲いかかることがあれば、平穏に過ぎ去る日々もある。

実は最近、「どうしてこんなことになったんだ」と、自分を責める毎日が続いている。

その結果、常に脱力感に苛まれ、ちょっとしたことで腹が立ってしまったり…自分ではコントロールがうまくできなくなってしまっている。今もなお。

思い返せば、父が亡くなった後に残された母のことが心配で、余計なお世話なほどに気を回す日々。そして、祖母が入院していたためお見舞い、ゆくゆくは施設に入居する動きになり老人ホームの検討など、自分が動ける時は全てそこに時間を費やした。

仕事では主軸となる事業を固めるためあらゆることに着手したがなかなか前に進んでいる実感はなく。さらに、同僚の精神疾患発症により、付き合い方や向き合い方を模索する毎日に追われていた。

こうした日々の中、プライベートも仕事も「私が倒れちゃダメだ」と自分に言い聞かせていた。

時が経ち、祖母が施設に入ったことで母も肩の荷が降りた様子。「お母さん本当に頑張ったね…おつかれさま」と、父が亡くなった後からやることが尽きなかった母に言った。すると母は「サポートしてくれてありがとうね、さきがいなかったら本当に大変だったよ」と私に言った。少しは役に立てたかな。

仕事の同僚も、精神疾患と対峙しながら少しずつ寛解してきて、穏やかな表情を取り戻した。強い言葉や対処しきれな行動に私もずっと悩んでいたけど、ようやく落ち着いた姿をみて、心からよかった…と安心した。以前よりもかなり生きやすいというのが、言葉や表情から伝わってきた。

あーーやっと、落ち着いた。

…と、安心したのも一瞬。これまで我慢していたことや無理していたことが次々と表面化して、記事の序盤に書いたように、身体や精神に影響が出ていた。しっかりしないとと思っていただけに、目の前のコトが落ち着くと、急にどうしたらいいのかわからなくなってしまった。

会社の経営状態も依然苦しいままで、さらに心身を追い詰めるような形となっていた。

「結局私は何もできていない」「何のために生きているのだろう」と、意味もないことばかり考えてしまう。

ふらついてしまったり、急に涙が出てしまったり。また前みたいに苦しくなりたくないのに、同じような状況になりそうでとても怖い。

今は少しペースを落として休みながらやってみるけど、不安なことは常に頭から離れない。

経営者としてこんなやつ機能していないも同然だなぁと、自分に落胆する。

とにかく、負の思考になっているのは間違いないから、まずは正常な状態に戻るまで、立ち止まってみようかと思う。

26歳になったし、いい加減自分のスタイルやペースは見つけないとね…とりあえず、近々病院に入ったほうがいいと言われたので、現状把握のために行ってみるよ。


24歳、北海道生まれ。2022年に日本一寒い村である北海道旭川市江丹別町への移住を決めると同時に、「&SHEEP」の立ち上げを決意🐑羊を通じて、心も身体も環境もととのう、そんな新しい衣食住のかたちを発信します⛄️🏠