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「生理」という人生のハードモードゲームを攻略したい

雨降る夜。

生理2日目で、お腹に重りがあるようで、熱のあるような身体をゆっくり動かす。

歩いても自転車に乗ってもお腹がいたいから、いっそのことお腹丸ごと取り出してポイって捨てたい。

「あぁ、何もできてないなー今日も」

という感情に、「そんなことないよいつもがんばってるよ」という天使と「ほんとだよ!何してるんだよー」みたいな悪魔がいて。今は悪魔の声が大きく聞こえる、やめてくれ。

東京に出てきてから急に生理痛というものに悩まされて。ストレスとか生活リズムとか色々と影響していることはわかるんだけど、なかなかすぐには整わないみたいで。

女性特有のこの症状は、もはや病気として扱ってあげないといけないなーと最近思う。 

あと、まじで何も悪くないし申し訳ないという気持ちがあることを前提に、男性に対してはとりあえず、「余計なことは言わないで」と言いたい。すぐイラッとして、料理中ならフライパンぶん投げそうになるから。

けど、男性のちょっとした優しさに胸は温まる。労ってくれるだけでも少し痛みは軽減する(気がする)。

だから、女性も恥ずかしがらずに別にタブーでもなんでもないから、生理で辛い日は公言したほうがいいと思う。知らずに当たられる男性側の立場を考えると、可哀想でならないから。

少し話は逸れるけど、女性の経営者が少ない理由も、意外とこの心身コントロールにあるような気がする。自分ではどうしようもできないこの症状とこの先も向き合っていくなんて…と、かるく絶望する。

生物学上必要な生理作用であることは承知なんだけど、なぜそんなサイクルを作ったのだと、先祖の遠い生き物たちに問いたい。女として生まれて来た時点で、まじハードモードゲーム確定しててワロタってなる。

出産でもお腹痛めて傷を負って。なぜこんなに痛めつけて生きていくのかなぁと不思議に思う。

てか、このような殴り書きnoteも生理中ならではだと思っていて。いつもはこんなんじゃないのに、と、少しイライラしながら感情を全面に出して書いている。

「女として生きる」みたいなのはかっこよく見えるけど、もはや「生理と生きる」みたいなもの。

雑誌とかでかっこよく写ってるモデルさんをみても、「この人、この撮影日は生理じゃなかったのかな。もしそうだったらしんどかっただろうなぁ」とか余計な心配をしてしまう。テレビ番組の女芸人をみても「こんな水に飛び込んでいるけど、この日は大丈夫だったの?!」と気になってしまう。

で、話を戻して…

この先まだまだ長いから、この生理に人生振り回されるんじゃなくて、うまく向き合って行けたらいいなとも思っていて。仲良くなれたらいいなぁと思う。

そして、この期間にどれだけ自分に優しくできるか、休ませてあげられるかが、来月の生理の重度にかかってくるような気もしていて。

湯たんぽでお腹を温めて、痛み止めを飲みながらも、明日を迎えます。

あー、だるい。女ってだるい。

…けど、仲良くしてほしいな、生理さん。

24歳、北海道生まれ。2022年に日本一寒い村である北海道旭川市江丹別町への移住を決めると同時に、「&SHEEP」の立ち上げを決意🐑羊を通じて、心も身体も環境もととのう、そんな新しい衣食住のかたちを発信します⛄️🏠