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ソラニンをみて🛵

昨日、なんとなくyoutubeみていたら、高良健吾さんが「憧れの女優は、宮崎あおいさん。」って言っている動画があった。中2からずっとファンだった宮崎あおいさんと、映画『ソラニン』で彼氏役で共演したらしい。

なんとなく、『ソラニン』みたい!って思ってプライムビデオで見た。

色々言葉にならない気持ちがでてきたから、忘れないようにするために、メモしようと思う。

もし、まだ映画見てない人はあんまり見ないほうがいいかもしれない。

🐈🐈🐈

高良健吾演じる、フリーターのバンドマン種田の気持ちにはすごく共感する場面が多かった。

自分には対してそんなに才能ないと思っていること、でもバンドをやっているときがこの上なく幸せなこと、生きている感覚があること、現実も分かりつつ夢を捨てきれないということ。

自分はミュージシャンになりたいわけじゃなくて、ただバンドがしたいだけだ、って気づいたんだ。それで幸せなんだ。

みたいなことを宮崎あおい演じる彼女の芽衣子に言って、その後、種田が「ホントか?」って何度も自分に問うシーンは、めちゃくちゃわかる!って思った。夢みてるくせに、背伸びしちゃいけないって常に思ってるし自分に言い聞かせてるところが、リアルだな〜って思った。

種田が、バイクを止めて🛵河川敷で空をみながら、ぼーっとしてるときのシーンは、なんか泣けてきたな。現実と折り合いつけて一生懸命生きてるんだけど、心から納得してない感じでもう半分諦めてる様にみえた。流れに身を任せて現実を素直に受け入れる性格が愛おしいんだけれど、種田の気持ちになるとやるせなくて悲しかった。

🎸🎸🎸

芽衣子が、

ソラニンの曲は、恋人と別れる曲だと思っていたけど、過去の自分と別れる曲だと思う

そんなことを言っていたシーンがあった。

思い違いは空のかなた
さよならだけの人生か
ほんの少しの未来は見えたのに
さよならなんだ

昔 住んでた小さな部屋は
今は他人が住んでんだ
君に言われた ひどい言葉も
無駄な気がした毎日も

あの時こうしてれば あの日に戻れれば
あの頃の僕にはもう 戻れないよ

たとえばゆるい幸せがだらっと続いたとする
きっと悪い種が芽を出して
もう さよならなんだ

うまく言えないけど、ほんとにそうだな、って思った。
なんか色々思い出して泣けてきちゃうな。って。

🍛🍛🍛

種田が死ぬとわかって映画をみてるから、
死ぬ前の、種田と芽衣子の日常のやりとりのシーンをみているだけでも悲しくなっちゃった。種田は大好きな芽衣子と一緒にいれて、そのときは気づいてないけど、本当に幸せだったんじゃないかな?って思った。

🛵🛵🛵

種田は、「若さ」とは何か、って考えさせてくれる存在だったと思う。特有のピュアな感じ、社会に納得いかない感じ、自分の好きなもの(音楽)で世界を変えたいって思う気持ち、だけど、自分は無力な存在なんだ、ってだんだんわかってくる感じ、凄い、自分と重ねてみてしまった。今まで、そういうのはイタイと思われるだろうからって一生懸命隠してやってきていたのだけれど、種田を見て、そういう気持ちになっている自分を思い出した。

「若さ」も永遠ではなく、人生も永遠ではない、、。種田が突然死んでしまったように、自分に与えられた時間には限りがあるし、人生何が起こるかわからない。
それだからこそ?それだけれど?、自分のやりたいことが例え世間に評価されなくても、不完全な自分を信じてやってみる。思いっきりやってみるってこと、その勇気が大事なんだな、って種田に教えてもらった。若いからこそピュアに思っていること、向き合うことは辛いけど、適当にしたくないな、と思った。

💐💐💐

自分は種田みたいに、何か1つのこと極めたいみたいなタイプではないし、何かをもの凄くやりたいわけでもない。むしろ、やることの内容が大事なんではなくて、やりたい気持ちがまずは一番大事なんだって改めて気づかされた。たぶん、種田みたいにそういう情熱がきっと自分にあるんだと思う。だから、種田にここまで感情移入したんだと思う。

『ソラニン』見たあと、もう現実がどうでもよくなった。自分がこれから頑張らなきゃ!って思っている仕事とか恋愛とかほんとどうでもよくなった。笑
ただ、本当に後悔なく生きていくにはどうしよう、って思った。勇気をわだしたいけどだせない、だるい感じになってる🥱

とりとめもないけど、一旦これで、『ソラニン』の感想走り書きタイムは終わります。。

思えば、ほんとは、高良健吾と宮崎あおいのキュンキュンした青春のラブストーリーみたいなのを期待していたのに、全然違かったな。笑

読んでくれて、ありがとうございました〜

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