見出し画像

ライムギパン 作成予行練習

先日、ライムギの収穫第1陣を行いました。210gのライムギが収穫できました。

とりあえずは感慨ひとしおですが、収穫量が多くないのでパン作りは一発勝負になります。失敗はしたくないので、市販の粉を使用してライムギパン作成の予行練習を行います。材料の配合もいろいろ試してみます。

ライムギ粉のほか、ライムギパンの発酵で使用するサワー種酵母を入手することができました。これで練習する環境は整いました。収穫祭本番もサワー酵母を使います。

サワー種酵母は本来、ライムギに付着している乳酸菌や酢酸菌を培養して作ります。ライムギと水を混ぜ合わせて、数日かけて自然発酵させた一部を掬い取ってライムギパンを作ります。酵母の培養は別途、挑戦するとして今回はこのサワー種酵母を使用してパン作りを行います。

ライムギ100%のパンを作ります。小麦強力粉は今回使用しません。ライムギ120g、サワー種20g、甜菜砂糖、塩、ドライイーストを投入し、水50gで混ぜ合わせることにします。

水は少しずつ加えてきます。

何とか、丸めることができました。これをしばらく室温で放置します。

乾燥を防ぐため、ラップをして発酵するのを待つことにします。

生地がひび割れしてきました。酵母が働いて二酸化炭素を放出しているようです。生地の匂いが出てきました。再度、捏ね上げて再び室内に一晩おいておきます。

最後は卓上オーブンで焼き上げます。200℃で15分程度焼き上げます。

焼いたものをとりだして切ってみるとこんな感じ。食べたら酸っぱい味が口の中に広がりました。小麦の食パンと違い、ふっくらさはありませんが、黒パンの酸っぱさを堪能しました。本番に備えて、色々な配合で練習していきたいと思います。

ライムギの第2陣。成長が少し遅れたものも収穫間近となりました。6月初旬にこれらを収穫、脱穀して収穫祭本番に臨みます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?