薩摩硫黄島遠征!自転車旅1 上陸編
毎年1回行っている自転車遠征旅。2023年の遠征先は鹿児島県の薩摩硫黄島でした。九州本土から南にフェリーで3時間。屋久島の少し北に三つの島があります。その中の一つが薩摩硫黄島。火山やカルデラ地形で有名な島です。
月曜日、仕事が終わって中部空港に直接向かいました。中部発19時50分の便は中部空港内でその日ラスト3番目の便でした。
往路はソラシドエアの飛行機に搭乗します。遅い時間にも関わらず搭乗率は高めでした。
鹿児島についたら21時過ぎ。最終バスで鹿児島市街地に向かいます。
繁華街である天文館地区でバスを降りました。いろいろ寄ってみたい気分ですが宿がまだ確保できていません。宿の確保を優先します。
最終的にドーミーインに入りました。当初はネットカフェを考えていましたが、身体をしっかり休めたかったので、やはりホテルにしました。
お腹がすいていました。夜食には無料の夜鳴きそばをいただきました。普通のラーメンですが、空腹には非常にありがたかったです。
大きめのベッドがある部屋です。広く使うことができ、スマホも充電して明日の島上陸に備えます。
翌日、朝食はビュッフェです。黒豚シャブシャブや鶏飯など鹿児島名物で朝ごはんにしました。そのほか、普通に和洋食あります。
ホテルを出て鹿児島本港に向かいます。鹿児島駅に向かう路面電車に乗り、途中の停留所で下車します。雨が非常に強く降っています。
フェリーみしまの乗船待合所に到着しました。フェリーみしまに乗船するにはPCR検査と2週間の体温測定が必要です。いずれも済ませていました。観光の場合、PCR陰性やワクチン3回目終了の公的証拠を要求されます。持ってきておいてよかった。書類を提出して係員の問診を受けて、乗船券を購入するのはいいんですが・・・
本日は悪天候のため、硫黄島と片泊については接岸できない可能性がある「条件付き渡航」とのこと。ウェザーニュースでもこの先悪天候が予想されるとのこと。マジカアアアアアア!
硫黄島名物「ジャンベ」がありますが早くも上の空です。気が動転しています。
とりあえず乗船券を購入しました。その日のフェリーみしまは「出入港スケジュール」であり、硫黄島で下船できなくても最悪、鹿児島に戻ってきます。ちなみに出港スケジュールだと黒島に停泊して翌日鹿児島に戻ってくることになります。日によってスケジュールが違うので注意が必要です。
2等船室は雑魚寝部屋です。それでいいです。コンセントでスマホを充電しながら、横になって毛布をかぶります。WIFIがついているので、天候のことを調べたりしていました。
それにしても外は横殴りの雨。不安でしかありません。
あーーーーー。ついに船は出航してしまった。
遠くに見えるは開聞岳。山頂が雲に覆われていて嫌な予感がします。
外洋にでると波が高くなってきました。船は大きく揺れています。波しぶきがすごいですね。
12時30分過ぎ。船は最初の寄港地、竹島に接岸しました。雨が強く降っています。それなりの人が船を降りていきました。
自分が下船する硫黄島は次の寄港地です。
船内のモニターが硫黄島に接近していることをしらせてくれます。
硫黄岳山頂が雲に覆われ、不安でしかありません。
島に打ち寄せる波しぶきが高くうまく接岸できないかもしれません。
それでも港内にはいり、タラップが準備されました。何とか下船できそうです。
良かった!無事、薩摩硫黄島に上陸することができました。カッパを着て、とりあえずは島宿ほんだに上がることにしました。ここで準備をしてから自転車周遊に出発することにします。
民家みたいな小さなお宿でした。ここを拠点に動き回ることにします。本来は島内をつぶさに見て回りたかったのですが、雨が降っているので無理をするのはやめることにします。
続きは 自転車旅2周遊編